タイで日常の足としてお勧めできるバイクを5車種を紹介します。趣味としてバイクを購入される方は、お好みのバイクを購入すればいいのかと思います。
タイのバイクシェア
少し古くなりますが2016年のタイのバイク販売シェアを見つけましたのでシェアします。
ホンダが圧倒的なシェアで78.7%、ヤマハが2位で14.1%を占めており、実際にタイで見かけるバイクはホンダかヤマハがほとんどです。
以上のことから、メンテナンスや売却のことを考えると、ホンダのバイクを選ぶの無難な選択肢だと思います。今回はホンダのバイクを紹介しますが、ヤマハも同じような車種を販売しています。なお、カワサキはスポーツタイプのみでスクータータイプは販売していません。
ブランド | 販売台数(台) | 備考 |
HONDA | 1,371,283 | |
YAMAHA | 246,255 | |
GPX | 28,451 | タイメーカー |
SUZUKI | 23,505 | |
KAWASAKI | 23,635 | |
Vespa | 12,093 | ベスパ |
その他 | 37,891 | DUCATI、BMWなど |
総数 | 1,743,113 |
出所:prachachat thurakitの集計による
タイバイクの種類と排気量
タイで販売されているバイクは排気量110ccからです。日本のように自動車免許証で乗れる原付(50cc)バイクはなく、日本で自動二輪の免許がないと国際免許証を取得してもタイでバイクに乗れないのでご注意ください。
バイクのタイプは日本と同様で、スポーツタイプ、スクーター、実用車(セミオートマ車)があります。バイクを日常の足として使用するのであれば、シフトチェンジの不要なスクータータイプをお勧めします。
お勧めスクーター 5選
ホンダが販売している、スクータータイプの5種類のバイクを紹介します。いずれも、タイでよく見かけるバイクなので、デザインと予算で選定すれば問題ないと思います。
車種 | Scoopy | MOOVE | Zoomer | CLICK | PCX |
排気量 | 110cc | 110cc | 110cc | 125cc | 150cc |
価格 | 46,500B | 49,700B | 55,000B | 52,800B | 77,200B |
特徴 | レトロ | ノーマル | スタイリッシュ | スタイリッシュ | ラグジュアリー |
Scoopy、MOOVE、Zoomerは排気量110ccの同じエンジンを使用しており、上位車種としてCLICKは125ccとPCXは150ccです。参考までにネットで見つけたバイク価格を掲載しておきます。私がバイクを購入したときには、車両価格以外に諸経費1,300バーツと盗難保険料2,500バーツが別途必要でした。
私は110ccのMOOVEに乗っていますが、80km/hくらい(それ以上は出したことはない)まではスムーズに加速してくれます。幹線道路では少しパワー不足ですが、パタヤの街乗りでは十分すぎるくらいの走行性能を持っています。燃費はチョイ乗りで45km/リットルくらいです。
Scoopy 110cc
Scoopyは最も低価格帯のホンダスクーターです。丸目ライトの独特のレトロ調のデザインは好みが別れますが、予算重視であればScoopyをお勧めします。
MOOVE 110cc
MOOVEは特徴のないのが特徴といえるようなスクーターです。私はMOOVEに乗っていますが特に不満はなく、購入して満足しています。
Zoomer 110cc
Zoomerはスタイリッシュなスクーターです。若者に大人気で豊富なオプションがあり、カスタマイズしたZoomerを街中で見かけます。デザインが気に入り、街中を乗りこなす自身があれば、Zoomerもいいバイクだと思います。
オプションのカバーを付けないと、ヘルメットインのスペース(小さめ)がむき出しになる点はご注意ください。また、運転したときにハンドリングの間隔が独特の印象を受けました。
CLICK 125cc
CLICKは125ccのスクーターで、110ccスクーターの上位機種になります。角角した独特のデザインで、好みが別れるかもしれません。
PCX 150cc
PCXは排気量が150ccで、大きめの車体のスクーターです。車体は見た目で分かるくらい大型で、取り回しが少し大変なように思います。街中のチョイ乗りより中距離の移動に優れたスクーターだと思います。
ホンダのスクーター5車種の紹介でしたが、いずれも街中でよく見かけるバイクです。ヤマハもホンダの対抗機種を発売しており、ほぼ同様のラインアップです。バイクにあまり興味はなく、実用車を求めるのであれば、今回紹介した5車種から選ぶのが無難だと思います。
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