タイでバイクを運転する時に、知っておいてほしい注意事項をまとめました。
免許証
タイでバイクを運転するには日本で国際運転免許証を取得するか、タイの運転免許証を取得する必要があります。スクータータイプでも自動車免許証で乗れる原付きはありませんのでご注意ください。
免許証なしでもレンタルバイクは借りられますが、事故の際に保険は降りないのでご注意ください。
国際運転免許証
国際運転免許証は最寄りの運転免許センターか警察署などで発行してもらえます。有効期限は1年間です。
日本で自動二輪(限定は不問)の免許を持っていないと、国際免許証もバイク無しの免許証になるのでご注意ください。
タイ免許証取得
外国人でも以下の方法により、タイの運転免許証を取得することができます。初回は2年間有効な仮免許が交付され、2回目からは条件により5年間有効の本免許になります。
・国際免許証からタイ免許証に書換
現在は分かりませんが、パタヤではビザなしでも簡単に国際免許証からタイの免許証を取得することができます。
レンタルバイクorバイク購入
タイでバイクを運転するには、レンタルバイクを借りるかバイクを購入するのが一般的だと思います。
レンタルバイク
パタヤには数多くのレンタルバイクショップがあります。レンタル時にはパスポート(免許証は不要)とデポジットが必要になります。
現在のパタヤは1日当り150-200バーツがレンタルバイクの相場だと思います。月借りであれば交渉により、3,000バーツ程度で借りられると思います。
ガソリンは自走できる状態で返却すれば、満タンにする必要はありません。
バイク購入
タイでバイクは5万バーツくらいから購入することができます。ただし、車両登録には長期ビザが必要だと思います。中古バイクも流通していますが、程度の割に割高だと思います。
ガソリン給油 91、95、E20
タイのガソリンは91、95、E20の3種類のガソリンがあります。95と91はオクタン価のことで、95はハイオク、91はレギュラーのことです。E10とE20は環境政策として行っている、エタノールの混合比率です。値段はE10-95>E10-91>E20-95の順になりますが、燃費の良さも同じ順番のようです。
・E10-91: オクタン価91、エタノール10%混合 レギュラー
・E20-95 : オクタン価95、エタノール20%混合 混合ガソリン
ガソリンスタンドではNinety five fullなどと言えば、係員が給油してくれ、満タンにしても百バーツ以下です。バイクであればガソリンの種類はあまり気にする必要はないと思います。
交通ルール
タイの交通ルールは日本と同じ左側通行ですの、大きな混乱はないと思います。殆どは日本の運転と同様ですが、特に注意すべき点をピックアップしておきます。
赤信号で左折可能
日本の交通ルールと最も異なるのは、赤信号でも左折できることです。最初は少し戸惑いますが、慣れれば便利なルールで、目的地まで時計回りのルートで行くと、早く行くことができます。
パタヤでは赤信号の左折が禁止されている交差点もあるのでご注意ください。禁止されている場所は比較的大きな交差点で、交通標識が立っています。
■赤信号の左折不可(例外)
信号待ち
日本では対面と左右の2段階で切り替わる場合がほとんどですが、パタヤでは1方向ずつ4回に分けて青信号になる交差点が多いです。左折は赤信号でも進入できますが、直進と右折は長い信号待ちになる場合があります。
一方通行
タイには一方通行がたくさんあるのでご注意ください。パタヤではビーチロードとセカンドロードが一方通通行の代表で、小さなソイでもたくさんあります。
駐車禁止
白赤と白青のゼブラにペイントされた縁石は駐車禁止エリアです。駐車違反を待ち受けている場合もあるのでご注意ください。
高速道路通行禁止
タイでは排気量のいかんに関わらず、バイクの高速道路通行は禁止されています。
検問・罰金
パタヤでは決まった場所で、よく検問をやっています。検問で止められると免許証と納税ステッカーを確認されます。
また、ノーヘルや飲酒運転などの取り締まりもよくやっています。特に飲酒運転に関しては拘留を含めた厳罰が処せられることもあるので厳禁です。一方でその他の違反は、無免許運転を含めて軽微な違反と考えられているようで、最大で1,000バーツ程度の罰金刑で済みます。
以上タイでバイクを運転する時の注意事項でした。交通ルールを遵守して、安全で楽しいバイクライフを送りましょう。
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