台北から平渓線に乗って十分に行く方法 初心者でも簡単!

台北から平渓線に乗って十分に行く方法を紹介します。台湾の鉄道はシステマチックに運行されており、分かりやすく本数もあるので初心者にもお勧めできます。

十分と九份は近くにあり、昼間に平渓線で十分に行って、その後に夕暮れの九份に行くこともお勧めの観光コースです。

■十分駅 商店街のすぐ脇を通る平渓線のハイライト十分

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平渓線概要

平渓線は三貂嶺から菁桐駅までを走る台湾北部の鉄道路線ですが、2駅手前の瑞芳駅から乗車するのが一般的です。平渓線に乗るには台北駅から瑞芳駅まで鉄道で移動する必要があります。

また、瑞芳駅は九份の最寄り駅で、九份行きのバスも運行しています。

■路線図

平渓線乗車のポイント 簡単!

平渓線に乗って十分に行く方法は難しくなく、海外鉄道の入門にもお勧めできます。ポイントとして以下の3項目を事前に理解しておけばスムーズに行くことができると思います。

1.平渓線の時刻表を確認
2.主要駅の位置関係と名前を把握
3.悠遊(交通)カードを入手

平渓線の時刻表を確認

平渓線は1時間に1本程度の運行なので、だいたいの乗車時間を事前に決めてください。十分での観光時間は食事込みで2-3時間でいいのかと思います。台北駅からの電車は頻繁に走っているので、平渓線以外はあまり心配する必要はありません。

十分の帰りに九份に行かれる方は、その分を考慮に入れて乗車時間を逆算ください。瑞芳駅から九份へはバスで20分くらいで行けるので、1時間程度の余裕を見ておけば十分だと思います。夕暮れの九份に行くのであれば、日没時間にもよりますが、12時から14時くらいの平渓線で十分に行けばちょうどいいと思います。

主要駅の位置関係と名前を把握

平渓線の乗車にポイントとなる主要駅についてはだいたいの位置関係を把握しておくといいと思います。

その際に台北(タイホク)などという日本語の読み方では通用しないので、中国語の発音で覚えるようにしてください。覚える自信がなければ、紙にメモするかスマホで見せれるようにしておけば問題ありません。台湾人は親切な人が多いので、メモを見せれば行き方を丁寧に教えてくれると思います。

台北(Taibei)
瑞芳(Ruifang)
十分(Shifen)
菁桐駅(Jingtong)
平渓線(Pingxixian)

悠遊(交通)カードを入手

電車は切符を購入して乗車できますが、悠遊カードなどの交通カードで支払うのが便利です。悠遊カードは台北市内の地下鉄やコンビニの支払いもできるので、台北旅行の際には購入してしまったほうが便利です。駅の窓口やコンビニなどで購入できます。

平渓線には80台湾ドル(?)で1日周遊券もあるようですが、悠遊カードで支払っても金額的に大きな違いはありません。

■悠遊カード 地下鉄やコンビニ支払いができて台湾旅行に必須平渓線

時刻表 台北駅⇔瑞芳駅

平渓線に乗るには台北駅から瑞芳駅まで行く必要がありますが、比較的頻繁に走っているので時間を調べずに駅に行っても問題ないと思います。区間車(普通車)で50分くらいで運賃は49台湾ドルです。

台湾の鉄道は普悠瑪号と自強号と特急で営光号が急行になります。普悠瑪号以外は悠遊カードで乗車可能で、指定席券がなくても立ち乗りで乗車できます。特急料金でもあまり高くないので電車が来たらとりあえず乗ってしまい、あとは車掌の指示に従えば問題ない(怒られることはない)と思います。私も帰りは駅員に聞いたら自強号に乗るように指示されたので、普通運賃で座って帰ってきました。

■台北駅⇒瑞芳駅時刻表 平日9時-13時抜粋(他の時間帯も同程度)

時刻表の調べ方

台北駅から瑞芳駅へは平渓線乗車時間の1時間半くらい前に台北駅にいけば問題ないと思います。

用意周到に時刻を確認したい場合は以下のウェブサイトから時刻表を確認できます。日本語のウェブサイトもあり、写真のように指定して検索すれば最新の時刻表が調べれます。

タイ国鉄の時刻表検索ページへ

■台鉄時刻表検索サイト

時刻表 平渓線

瑞芳駅からの平渓線の発車時刻は、昼間は1時間に1本で毎時0分の出発です。瑞芳駅から十分駅までは36分で19台湾ドル、終点の菁桐駅へは54分で30台湾ドルです。十分駅以外にも観光地化されている駅もたくさんあるので、必要に応じてアレンジください。

平渓線時刻表pdfファイルのリンクへ

■瑞芳駅⇒菁桐駅 時刻表平渓線

■菁桐駅⇒瑞芳駅 時刻表平渓線

台北駅⇒瑞芳駅

台湾にはいろいろな電車が走っていますが、瑞芳駅へは在来線の台鉄が運行しています。台北駅は広く、駅も違うので、余裕を持って駅に行くことをお勧めします。

HSR:台湾高速鉄道/高鉄(新幹線)
TRA:台湾鉄路/台鉄(在来線)
MRT:地下鉄

電車の乗り方は日本の鉄道と同様にシステマチックに運用されており、迷うことは少ないと思います。交通カードで乗車する場合は、駅の入場時と退場時に自動改札機にタッチするだけです。

瑞芳駅へは宜蘭・花蓮・台東方面行きの4番月台(プラットフォーム)から発車します。瑞芳駅は途中駅のため、電車の行き先表示と違うので、心配なら駅員に確認するのがいいと思います。私は停車していた基隆行きの電車に乗ってしまい、車掌に聞いて八堵駅で乗り換えましたが、よほどのことがない限り瑞芳駅には行けると思います。

■台鉄 この色とマークを探す平渓線

■高鉄(新幹線)とは違うのでご注意!平渓線

■台鉄乗り場平渓線

■普通列車車内平渓線

平渓線乗車

平渓線には瑞芳駅から乗り換えますが、瑞芳駅まで来れれば後は難しくありません。瑞芳駅には十分と九份に行く観光客が大勢いるので、流れについていけば問題ないと思います。

平渓線の乗車も悠遊カードで可能ですが自動改札機ではなく、乗車と降車の専用の端末にカードをタッチするシステムになっています。タッチを忘れても切符は列車内で購入することもできます。

瑞芳駅

平渓線のプラットフォームは台北方面からの電車を降りて、その先頭方面にあります。悠遊カードで乗車した場合は改札を出ることなく、そのまま乗車すれば問題ありません。平渓線の電車が来たら乗車し目的駅で降りて悠遊カードをタッチすれば完了です。平渓線に指定席はなく、混雑することが多いのでご注意ください。

帰りは行きと反対の要領で電車で台北に帰るか、バスで九份に行くのもいいのかと思います。九份行きのバス停は正面側の駅出口から少し歩いたところにあります。

■平渓線内部 週末は込む平渓線

十分駅

十分駅は平渓線しか止まらない単線の駅なので難しいことはありません。乗車時と降車時に駅改札で悠遊カードをタッチするだけです。

十分駅が平渓線のすれ違い駅になっており、十分駅で電車から降りて線路沿いで少し待っていると、反対側の電車が十分の商店街の間際を走る光景が見られます。

■十分駅平渓線

■十分駅十分

菁桐駅

菁桐駅が平渓線の終点になります。あまり見どころはありませんが、平渓線の全線制覇を目指したり帰りも確実に座りたい場合は行ってみるのもいいのかと思います。

■菁桐駅平渓線

■菁桐駅十分

十分と九份は台北からツアーもありますが、公共交通機関を利用して個人で行くことも簡単にできます。十分、九份ともに有名な観光スポットで、海外の電車旅の入門にもお勧めできます。

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