前回までの記事で書類をすべて準備できましたので、陸運局でタイの運転免許証を申請します。種類に不備がなければ、運転免許証は即日交付されます。
2018年11月8日追記
現在は運転免許証取得には講習が必要(その後再び不要になったとも?)で、朝の開門(8:30)に並ぶ必要があるとの情報もあるのでご注意ください。また、陸運局までの高速7号線は有料化されてバイクは走れなくなったので、スクムビット道路から迂回する必要があります。
必要書類
陸運局で免許証申請に必要な書類は、前回説明した通りです。私の場合、国際免許証の有効期限が残り4日しかありませんでしたが、問題ありませんでした
1.国際免許証原本 → 日本で取得
2.パスポート原本
3.居住証明書 原本とコピー(同時申請)
4.健康診断書 原本とコピー(同時申請)
5.パスポートのコピー(顔写真のページ、入国スタンプ、出国カード) 2枚(同時申請)
6.国際免許証のコピー(表紙と英語の要件が記載されたページ) 2枚(同時申請)
7.申請料 合計530バーツ
陸運局への行き方
チョンブリの陸運局ですが、場所が少し遠方にあるため、レンタルバイクの利用が便利です。場所はGoogleマップに「Chonburi Department Of Land Transportation Banglamung」と書いてあるところです。
パタヤからはスクムビット通りから、バンコク方面の高速7号線に進み、しばらく走ると分岐があるので36号線に進みます。左折して少し進み、インターナショナルスクールを越えて左に曲がった辺りです。少し分かりにくいところにありますが、パタヤ中心地からバイクで30分くらいで行ける距離です。
免許証申請⇒取得 陸運局
建物に入ると左側に受付がありますが、そのまま右手の階段を上がったところに、免許証申請の受付があります。
受付で国際免許証から車とバイクの免許証を取りたいと告げると、持っていた国際免許証の有効性を確認されます。問題ないことが分かると数枚の書類を渡され、電話番号やサインなどを記載するように求められました。内容を理解できないまま車とバイク用に2枚ずつ記入しましたが、記入内容は簡単でした。書類の記入が終わると整理番号を受取り、中の待合室で待機しました。
待合室で10分ほど待っていると、係員が呼びに来てタイ人と外国人を分けて適性検査を行いました。外国人に対しては一応英語で応対をしてもらえますが、心もとないので前後に申請した人を覚えておくといいのかと思います。
適性検査は色覚と深視力の検査で視力検査はありませんでした。色覚検査は色盲検査のことで、指し棒で指された色を、レッド、グリーン、ブルーなどと言うだけです。深視力の検査は2本の棒が立っており、一方の棒をボタンを押して動かし、同じ位置に並べばOKです。言葉で書くと難しそうですが、やり直しもでき、全員合格していましたので心配ないと思います。
検査が終わると外国人だけ壁沿いに並ばされて、10分くらいすると一人づつ呼ばれ、パスポートと国際免許証の返却がされ、新たな番号札を受取りました。その後は隣のブースで申請料を払います。申請料は税金などを含め、総額で510バーツ(車305バーツ、バイク205バーツ)でした。支払いが終わると隣のブースで写真撮影をしますが、メガネを掛けていると外すように言われました。
写真撮影後、しばらく待つと再び番号を呼ばれ、タイの運転免許証を受け取ることができます。その時は免許証入れ(カードホルダー)2枚を20バーツで購入するように言われました。
受け取った免許証は初回取得のためか申請日から2年間有効で、「Temporary Car」、「Temporary Motorcycle」と記載されています。仮免許の扱いになるかと思いますが、ASEAN域内で使用できない以外の制限事項はないものと思われます。
総括
私の場合は申請前日に健康診断書入手、写真撮影、各コピーを済ませ、当日午前中にイミグレオフィスで居住証明書を入手し、午後に陸運局で免許証を申請し、実質一日で運転免許証を取得することができました。タイの他の地域ではどのような扱いになっているのか分かりませんが、パタヤではノービザでも簡単に運転免許証の取得ができました。最後まで長編記事をお読みいただきありがとうございました。
コメント
いつも楽しく読まさせていただいております。
本日11/8国際免許からタイ免許への切り替え(新規取得)に行ってきましたが、講習は特にありませんでした。また視力検査も色覚のみで深視力検査はありませんでした。
ご参考までにご連絡します。
私も先月早期退職し、まずは1ヶ月パタヤでノンビリしています。行く行くはリタイアメントビザを取得しようと思っております。これからも有用な情報をご提供下さいますようお願いします。
浦山様
煩雑期は講習がなくなるようなことも聞いたことがあり、タイの行政手続きはやってみないと分かりませんね。
ともあれ、免許書取得が完了したようで、おめでとうございます。
そういえば、私はもうすぐ免許書更新の時期になりました。
リタイアメントビザも粘り強く対応すれば必ず取れると思います。
最近、リタイアメント関連の記事は、要点をまとめるように編集したので参考にしてください。
それでは、新しい生活を有意義にお過ごしください。
私はスラターニの方でバイクの免許を新規で先々月取得しました。学科がかなりの難物でした。それはさておき、あなた様の方が更新が早いので、お願いですが、更新の際はぜひ記事にしていただけると嬉しいです。因みに私も2週間パタヤに滞在して本日帰国いたしました。在留者目線の記事楽しみにしています。益々のご活躍を祈念致します。
鯖井様
無事に運転免許証を所得されたようで、まずは何よりでした。
新規所得ということで、学科試験お疲れ様でした。
免許証更新は年末の一時帰国後に行い、結果はブログで報告する予定なのでしばらくお待ち下さい。
パタヤでは講習があるとかないとか諸説あるようですが、まずは初回と同じ書類を準備して陸運局に突撃してみます。
新年の記事でご挨拶させていただきました。ShinShinです。
無事、2019/1/15にパタヤで国際免許→タイ免許の書き換えが完了いたしましたのでご報告です。
想像以上に大変でとっても疲れました。
ハイシーズンで混んでいたことが一番の要因ですね。
ちなみにノービザです。
・1/11 金曜日
イミグレーションで滞在証明を取得。
10時半頃に到着したためキューが発行されずに午後にまた来いと言われる。
午後13時に再訪してキュー取得。滞在証明を取得できたのは15時過ぎ。
午後16時に病院で健康証明を取得。
これは簡単でした。身長体重、血圧、問診(糖分過剰摂取していないか、病気はないか、怪我はないか)です。
・1/14 月曜日
陸運局まではバイクでスクンビット通り→36号線で20分ちょいでした。(けっこう早く走りました)
8:00
陸運局のドアが開かれ入場。
1階係員にキュー(A)を発行してもらって25番くらい。
9:00
自分の番が呼ばれて2階書類チェックにキュー(A)を提出するも、国際免許の英文ページのコピーミス(違うページをコピーしてました。ちなみにコピーはイミグレーションでしたのでミスを指摘されなかったのかも)。
9:10
陸運局前で国際免許の正しいページをコピーしてもらい、2階で再提出しようとするも、ファランが係員と揉めていてなかなか提出できず。
さらにこのとき、滞在証明の写真と違う人物だろうオリジナルを持ってこい(3日前にイミグレーションで撮った写真です)と言われ、これは本人だと説明。
9:30
キュー(B)を獲得するも、11時に2階トレーニングルームに集合(講習を受ける)との説明とキューにその旨が記載。
10:30
前倒しで2階に行ってみると、何やら前倒しで実施していたらしく、適性試験場所に行くように指示されるとともにキュー(B)をキュー(C)に交換される。(おそらくこの時点で講習が省略されました)
11:00
適性検査の説明を受け、情報どおり色盲、深視力、アクセルが説明されましたが、実際にやらされたのは色盲と新視力のみ。
適正検査終了後にキュー(C)を検査官に渡し、待つように指示を受ける。
待てども待てども呼ばれず不安な顔をしていると親切なタイ人にあと2時間はかかる(スタッフの昼休みが12時~13時というのもある)からランチしてきなと言われてランチに行く。
13:00
待つ。ひたすら待つ。
14:00
適正検査のカウンターでやっと呼ばれてパスポートと国際免許を返却される。
支払カウンターで支払ってキュー(D)を受け取る。
あとは写真カウンターで写真を撮るだけ。
14:30
写真カウンターにまったく動きがないので確認すると、写真機が壊れたから明日来いとのこと。
明日帰るんですが、、、と説明すると、朝8:30に直接写真カウンターに来いとのこと。
そんなのってアリ?
・1/15 火曜日
7:30
早めに陸運局に到着して入口の先頭で待機。
8:00
2階の写真カウンターでキュー(D)を渡して撮影→免許交付
でした!
日数にして3日。時間にして12時間以上かかりました。
移動時間を入れるともうちょっとです。
すっごく疲れました。でも、タイの免許を入手できて、とっても嬉しいです。
貴サイトと千夜一夜さんのサイトを参考にさせていただきました。
ありがとうございました。
後学のため、長文失礼いたしました。
ShinShin様
いろいろ大変な目に合われたようですが、無事に免許証を取得できてよかったですね。
私も1/15に免許証の更新を済ませたばかりなので、イミグレと陸運局の混雑ぶりが目に浮かびます。
講習についてはあったりなかったりいろいろな情報がありますが、実際に行ってみないとわからないようです。
また、現在でもノービザで免許証が取れるようで、安心しました。
物事が予定通り進まないのがタイの常ですので、これに懲りずにまたお越しください。