リタイアメントビザ申請90日後のバンクチェックをイミグレで実施

リタイアメントビザ申請から90日後に今年から新しく必要になったバンクチェックの届け出を行ってきました。正式な名称は「90 Day Bank Checking」ですが、当ブログではバンクチェックと表記します。

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リタイアメントビザの取得要件変更とバンクチェック

今年に入りリタイアメントビザ取得に関する、銀行預金の要件は以下のように変更になりました。ビザ取得後にも一定金額の預金を銀行に残す必要があり、変更内容はタイ中央政府から正式に公示されています。

・ビザ申請日の2ヶ月から80万バーツ以上必要 ← ビザ更新時に確認
・ビザ取得日から3ヶ月間は80万バーツ以上必要 ← バンクチェック追加
・その後も40万バーツ以上の維持が必要 ← 翌年のビザ更新時に確認

上記の変更に伴いビザ申請から90日後にイミグレに出頭して、銀行預金の残高を確認するバンクチェックのプロセスが追加されました。

バンクチェックは90日経過以降に80万バーツが残っていることポイントで、90日以降であればイミグレで指定された出頭日から遅れても問題ないと言っていました。なお、90日の起算日はビザの効力開始日ではなくビザ申請日からとなっています。

必要書類

バンクチェックに必要な書類は以下になります。

ビザ申請から90日後の日付で預金通帳に80万バーツ以上の残高記帳があることがポイントです。パスポートのコピーは入国スタンプと出国カードが記載されていませんが、念のためコピーを取ったほうがいいと思います。

90日バンクチェック(80万バーツの銀行預金を確認)
1.予約表(ビザ新維持に渡される)
2.パスポートのコピー(顔写真のページとビザ)
3.預金通帳のコピー(口座番号と最終記録のページ) ← 残高記帳後

■バンクチェック要件表パタヤ リタイアメントビザ

■Appointment Paper ビザ申請時にイミグレでもらう 下記青枠内が出頭日パタヤ リタイアメントビザ

イミグレでバンクチェック

バンクチェックの申請書類は不要で、リタイアメントビザ申請カウンターの8番に直接(キューカード不要)行けば受け付けてもらえます。

8番カウンターでバンクチェックに来たと伝えると受付をしてもらえます。パスポートと通帳の原本は不要で、必要なコピー書類を渡して、残高をマーキングすれば終了(所要時間10秒)でした。

所管

リタイアメントビザの預金要件の変更はタイ中央政府から正式に交付されていますが、ビザ取得以降の具体的な確認方法は定まっていないようです。その後、中央政府からの預金確認の指示を受けて、パタヤのイミグレで独自にバンクチェックを始めたのかと思わます。TM**といった正式な申請フォームもなく地方によって運用は異なる思われるのでご注意ください。

現時点のパタヤのバンクチェックは違反時の罰則も不明で、緩い(届け出がDBに登録されているかも不明)運用されているようです。そのうちに無くなりそうな届け出ですが、一応は届け出(通帳残高で証明できればなんとかなりそう???)はしておいて方が良いと思います。また、銀行通帳の預金要件を満たしていないとビザ更新を拒否されることは考えるので、通帳に記載される残高には十分注意する必要はあります。

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