昨日パタヤのイミグレオフィスでリタイアメントビザの更新をしてきました。昨年度から銀行預金の維持期間に関連するところが変わりましたが、延長申請の書類や手順は同じでした。
前編では今回のリタイアメントビザ更新のトピックスを説明していきます。また、地域、時期、係員などによって異なる可能性があることにはご注意ください。
銀行預金の維持期間の変更 要注意！
2019年3月からリタイアメントビザの銀行預金の維持期間が変更になりました。変更内容は明確ですが、預金残高の確認方法や罰則などが定まっていませんでした。
今後変更される可能性もありますが、今回は落ち着くところに落ち着いたといった変更内容でした。
・ビザ取得日から3ヶ月間は80万バーツ以上必要
・その後も40万バーツ以上の維持が必要
預金の維持期限の正式変更
イミグレで手渡されたリタイアメントビザの取得要件の書類が変更されていたので、預金維持期間は正式に変更されたものだと思われます。
これまでビザ更新では残高以外はしっかり確認していませんでしたが、2ヶ月前から80万バーツの銀行残高が維持されているか、残高証明書と銀行通帳のコピーを見て確認するようになりました。
90日バンクチェック
今回の一番の変更点は90日後にイミグレに出頭して、銀行預金の残高を見せるプロセスが追加されたことです。
上の写真の書類下部に90日後の9月29日に出頭するように書かれていますが、イミグレに確認したところ90日を経過後に来ることが重要で、記載日から1-2週間まで(正確な期限は曖昧)にくればいいようでした。このことから、通帳の最終記帳日は90日経過以降に80万バーツが残っていることが分かる日付ならいいのでは推測しています。なお、90日の起算日はビザの効力開始日ではなく申請日からなので、規定と解釈が異なっているように思います。
いまのところイミグレへの出頭は1回のみで、預金通帳のコピーのみで残高証明書までは要求されていません。また、違反時の処罰も明らかになっていないので、イミグレも手探りで残高確認を始めたように感じます。
1.予約表(上の写真の書類???)
2.パスポートのコピー(顔写真のページとビザ)
3.預金通帳のコピー(口座番号と最終記録のページ)
医療保険の加入義務 変更なし
出所のはっきりしないソースですが、2019年7月からリタイアメントビザ更新時に医療保険加入が義務化されるニュースが流れていました。要件を満たすような医療保険は年額10万円以上すると思われ、早ければ7月から実施されるとのことで心配していましたが、医療保険についての言及はありませんでした。
医療保険の保障額と銀行預金の年間維持額が40万バーツと同じため、リタイアメントビザ保持者は銀行預金があるので医療保険に加入しなくてもいいと拡大解釈もできます。医療保険についてはフェイクニュース説もあるようで、どうもはっきりしませんが、現時点での変更はありませんでした。
・ビザ保有者は更新時に医療保険の加入が必要となり、7月からの実施の可能性もある
・先週タイ政府の承認を得て、今週移民局と医療局でガイドラインの制定が行われる予定
・医療保険の保証額は外来が4万バーツ、入院が40万バーツ以上必要
・理由は外国人による医療費の未払いが多発しているため
コンドミニアムの引っ越し手続き
こちらは個人的なことですが、外国人オーナーのコンドミニアムに引っ越ししたので、手続き関係を記録に残しておきます。
引越し時の書類手続き
住所の変更手続きは引越し後にイミグレでTM30(居住届)を届けるだけで問題ありませんでした。本来はTM30を届けて、その後でTM28を届ける必要があるようですが、パタヤではTM30のみでビザ関連の住所変更手続きも完了します。
ビザ申請に必要な書類
リタイアメントビザ更新時に必要な住居関係の書類は、賃貸契約書、直近の家賃領収書、登記簿、オーナーのパスポート(顔写真のページ)のコピーとTM30の半券と手書きの地図で問題ありませんでした。タイ人がオーナーの場合はIDカードのコピーが必要ですが、外国人がオーナーの場合はパスポートのコピーでいいようです。登記簿とパスポートのコピーにはオーナーのサインがなかったため、自分のサインを書いておきました。賃貸契約書以外は内容をしっかり確認していませんでしたが、準備した書類はすべて受け取ってもらえました。
2019年7月6日追記
住居関係の書類は賃貸契約書のみでいいような情報もありますが、私の場合はフルセットで提出しています。
コメント
ツイッターのパスポートビザ写真ですがパスポート番号が丸わかりです。画像処理した方がいいかもしれません。（個人情報なので）
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リタイアメントビザ更新情報早速UPしてくださりありがとうございます。
私は来週パタヤイミグレにリタイアメントビザ更新に行きます。
確認ですが昨年の更新時にホチキスでの2枚つづりの「タイ滞在についての承諾書でオーバースティに対する罰則規定を承諾しサインする」という書類は今回は書かれましたか？
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リタイアメントビザ更新時に必要な住居関係の書類は、賃貸契約書、直近の家賃領収書、登記簿、オーナーのパスポート(顔写真のページ)のコピーとTM30の半券と手書きの地図で問題ありませんでした。タイ人がオーナーの場合はIDカードのコピーが必要
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とのことですが昨年私は更新時、「賃貸契約書」「TM30の半券」だけでOKでした。
また宿泊アパートの名刺に地図が載っているので名刺両面のコピーを提出したら要らないと突き返されました。
なので今回も同様（上記２つ）で手続き予定です。
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宿泊アパートはタイ人がオーナーですが、「IDカードのコピー」は昨年不要でした。
「直近の家賃領収書」「登記簿」「オーナーのパスポート(顔写真のページ)のコピー」
「手書きの地図」なども昨年は出していません。昨年は不要でした。
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まずは今年も昨年同様に手続きする予定です。
サムライコボリ様
ご指摘いただきありがとうございました。
ツイッターは編集できないのでツイートを削除させていただきました。
申請書類ですが今年はTM7の1枚だけに戻っていました。
住居関連の書類ですが毎年受け取ってもらえているので提出していましたが、全部はいらないと思っていたところです。
マーカーでチェックしていたのは契約書だけだったので、来年は書類を減らしてみます。ww
提出した書類の詳細は明日のブログにまとめますが、預金の要件さえ満たしていれば、これまでと同じで楽勝だと思います。
両日とも午後2時頃にイミグレに行きまいしたが、待ち時間無しでした。
パタヤ)イミグレに「不適切な服装で来ないで！」と注意喚起
https://pattayaja.com/2019/07/01/5396/
禁止服装を見ると短パンはダメのようですが
昨日のイミグレ訪問者の様子はいかがでしたか？
私は短パン＆サンダル・・そしてタイ王室刺繍ワッペン付きのポロシャツで行こうと思っています。
サムライコボリ様
ツイッターで注意書きの写真は見ましたが、イミグレのものでしたか？
私は余裕の短パン+ビーチサンダルでしたが、問題ありませんでした。
始めてコメントさせて頂きます。「タイじいじ」と申します。
いつも楽しく拝読させてい頂いております。
近日中にビザの更新に行く予定です。今回の記事では今のところは健康保険は必要ないとう事でしたが、タイの様々なブロブではTHE NATIONの記事を取り上げて様々な憶測が飛び交っています。
私もあの記事を読みましたが、所謂「Ｏ-Ａビザ」についてのみ言及されておりました。
【以下記事抜粋】
新しい規則は、最長1年間の滞在を許可する非移民ビザ（OA）の新規申請者と、
ビザの更新を希望する者の両方に適用されます。各更新は1年間有効です。
ご存知とは思いますが、Ｏ-Ａビザとは日本にある在日本タイ大使館で取得するものです。我々の様な「Ｏビザ」（タイのイミグレで取得）についての言及はありませんでした。
ですので、「Ｏ-Ａビザ」の方はもしかする近日中に健康保険が義務付けされているのかも知れないのかなと思っております。
まあ、何れにしてもイミグレが未だにこの義務化については何も公表しておりませんので、判断のしようがありませんが・・・
【参考ブロブ】
チェンマイ楽々日記
ＵＲＬ http://dream2051.blog.fc2.com/blog-entry-341.html
タイじいじ様
コメント頂きありがとうございます。
いまのところ現時点でパタヤは何も変更がなかったとしか言えません。
貴殿の理解通りであってほしいものですが、こればかりはどうなるかはわかりません。
急激な変更で大混乱だけは避けてほしいものですが、どうなることやらです。
私の場合は医療保険加入が実施されたら、ビザを更新しないことも考えています。
とりあえず1年間の猶予期間ができたのでホッとしています。
VISAの更新に行って来ました。念の為に長ズボンで行きました。ｗ
私の場合も健康保険については何の言及もありませんでした。
【貴ブログ一部抜粋】
リタイアメントビザ更新時に必要な住居関係の書類は、賃貸契約書、直近の家賃領収書、登記簿、オーナーのパスポート(顔写真のページ)のコピーとTM30の半券と手書きの地図で問題ありませんでした。タイ人がオーナーの場合はIDカードのコピーが必要ですが、外国人がオーナーの場合はパスポートのコピーでいいようです。
私の場合、アパートの賃貸契約書１枚のみの提出でOKでした。
直近の家賃領収書、登記簿、オーナーのパスポート(顔写真のページ)のコピーとTM30の半券と手書きの地図は未提出です。
私のアパートのオーナーは遠くに住んでいて偶にしか来ませんから、オーナー名前欄には受付の従業員にサインさせましたが、それで受け付けてくれました。そのサインもニックネームだけでした。ｗ
昨年はこのアパート賃貸契約書を持参するのを忘れたのですが、担当者が運転免許証のコピーで代用してくれました。
TM30が義務付けられた様ですね。
もしもTM30の不備を言われたら1000Bの罰金を払うしかないと思っていました。しかし、私の場合は何の言及もなく全て完了して、パスポート受け取りガードをくれました。
しかし、厳しくなっている様ですので、次回のタイ入国の時にはTM30は提出しようと思っています。
以上
タイじいじ様
いまのところチェンマイもパタヤと同様のようですね。
バンクチェックはローカルルールで運用しているようですが、同様の確認があるのでしょうか？
住所関連の書類は何が本当に必要かよく分からず、提出すると受けっ取ってくれるので、毎年フルセットで提出しているだけです。
TM30もパタヤはパスポートにステープル留めされるので、ないとどのような扱いになるかは分かりません。
でも、TM30は役人に小遣い稼ぎのチャンスを与えることになるので、あったほうがいいように思います。WW
Shepard 様
初めにお知らせしていて置けばかったのですが、【参考ブロブ】として「チェンマイ楽々日記」さんのＵＲＬを記載しておいたので、私がチェンマイ在住と思われた様ですが、私はパタヤには６年程ほど住んでおります。テニスが好きでタイ人や白人達とテニス三昧な日々を過ごしています。
その前はコンケン、チェンマイ、バンコクにも住んだ事があって、もうかれこれタイで１２年程ロングステイをしております。
その経験から、チェンマイの様な田舎のイミグレはやはり地方色が濃くて、何だかんだとケチを付けて賄賂を要求させる事が多々ありました。ｗ
今はもうそんな事は無くなっているかも知れませんが・・・。
パタヤはロングステイヤーが多いので、そんな事をやってたら仕事が捗らないからでしょうか？迅速な対応をしてくれるので有難いです。
タイじいじ 様
勘違いしており、失礼しました。
貴殿も私とほとんど同じ条件で更新されたわけですね。
たしかにパタヤのイミグレはオーバーキャパですが、最近ではそれなりに対応してくれませすね。
とはいっても、あまりイミグレには関わり合いになりたくないと思っています。WW
Shepard 様
イミグレに行ってビザ更新済のパスポートを受け取ったのですが、９０日バンクチェックについてはそんな書類もくれませんし、忘れているんだろうと思って、９０日後にバンクチェックがあるんですよねと伝えたところ、そうですよとの返事だけでした。担当者に寄って対応がバラバラなのかもしれませんね。ｗ
念の為に９０日後に通帳のコピーを持参して９０日バンクチェックを受けようと思ってはいますが。
タイじいじ様
私の場合は申請時に受け取りカードと新規則の書かれた書類を貰い、受取時にはこちらから確認しないと何も言われませんでした。
いつものことですが、いかにも場当たり的に始めた感じがするので、今後どの様な運用になるかですね。
今日パタヤイミグレに行きました。
銀行で８時５０分残高証明書（２００バーツ）をもらい９時３０分ジョムティエンイミグレ到着。
リタイアメントビザ更新のファランが４名待ちで私の更新手続きが終了したのが１０時でした。
イミグレ職員男性＆女性２名で対応。
パスポートにホチキス留めのTM３０（原本）を見やすいようにパスポートから飛び出しておいたが、
イミグレ職員は見もせず折り返してパスポート内にしまいました。
TM３０のコピーは提出していません。
提出したのは
①TM７申請用紙
②アパートも賃貸契約書のコピー
③パスポートの全ページの各コピー（審査時に「ここをコピーしなさい」と追加で言われないよに）
④昨年有った「タイ滞在についての承諾書でオーバースティに対する罰則規定を承諾しサインする」という書類を提出したらイミグレ職員がどう対応するのか見たくて提出しました。⇒職員は何も言わず受け取っていました。
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宿泊アパートはタイ人がオーナーですが、「オーナーIDカードのコピー」
「直近の家賃＆電気水道代の領収書」「登記簿」「オーナーのパスポート(顔写真のページ)のコピー」
「手書きの地図」なども今回も出していません。昨年同様に今年も不要でした。
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最後に９０日バンクチェックの用紙をもらいましたが
イミグレ職員から言葉で何の説明もありませんでした。
書類にボールペンで丸で囲み「ここを読みなさい」と言わんばかりの対応でした。
なので私が「この用紙は９０日バンクチェックですよね」と言うと
イミグレ職員：「そうです」
私：「９０日後の、１０月のこの日は日本に居てイミグレに来れません。来年１月にパタヤに戻ります」
イミグレ職員：「ならば１月で良いからタイ入国したらパタヤイミグレに通帳持参で９０日バンクチェックに来れば良いですよ」
との事でした。
・・・なので９０日間の８０万バーツの維持を確認するのが最大の目的でイミグレ出頭日はあまりうるさくないような感じでした。
また以降最低額４０万バーツの維持の確認は次回来年のリタイアメントビザ更新時に確認するしか方法が無いでしょうね。
ちなみに私は定期預金です。
サムライコボリ様
細かな書類は違いますが私の時とほぼ同じような状況ですね。
私もバンクチェックについては書類を渡されただけで説明を受けておりません。
期限は私も1週間か2週間くらいであればいいと緩く言われましたが、年明けとは更に太っ腹ですね。
バンクチェックは規則が変ったので、イミグレでとりあえず何かを始めたと言う感じだと思います。
罰則は分かりませんが、いまのところ90日後を経過した時点で80万バーツが残っているか否かを確認するようですね。
通年の40万バーツがキープできなければ、次年度の更新時に拒否されるのでしょうか???
とりあえず今回の変更はこの程度の変更で収まってよかったです。
できればこのまま数年は変更なしにしてもらいたいのもです。
ビザ更新時に受け取っていなかった（担当官が渡し忘れた）９０日バンクチェックの用紙を貰いに行きました。
パスポートの写真のページ、ビザのページ、預金通帳のコピーを要求されパスポートを添えて提出しその用紙を入手。
担当官から９０日後にこの用紙を提出する様に言われました。
担当官もまだ慣れていないので私の様にこの用紙を受け取っていない人もいるんだろうと思います。９０日バンクチェックを知らない人は来年のビザ更新時にトラブルになるのかも知れませんね。
まあ、経過処置としてＯＫが出る様な気はしますが・・・。
タイじいじ様
いかにも場当たり的に始めたように感じますね。
1年後にはなくなっているかもしれませんが、とりあえず90日後に出頭するようにします。