チェンライからパタヤにVIPバスで行く方法を紹介します。ナコンチャイエア(NCA)のバスがメーサイからラヨーンまで運行しており、そのバスの途中区間に乗車します。約14時間の長旅で、運賃は764バーツでした。
チェンライからパタヤまでVIPバスで移動
ナコンチャイエア(NCA)の長距離バス
今回は飛行機を使用せずに陸路移動にこだわった旅をしました。始めはチェンライからチェンマイ経由で、バスか鉄道でバンコクまで帰ってこようと思っていました。その後調べていくと、メーサイからラヨーン行きのバスがでており、途中区間を乗車すればパタヤまで直接帰れることが分かりました。バスの運行会社はナコンチャイエア(NCA)で、タイでは評判のいいバス会社です。
メーサイからラヨーン行きのバスは、メーサイを夕方出発して翌朝ラヨーンに到着する長距離バスで、1日4便運行しています。バスにはゴールドとシルバーのクラスがあり、ゴールドは4列シート×8列、シルバーは4列シート×10列のシート配列です。なお、3列シートのファーストクラスはラヨーン線で運行していません。
チケット購入 チェンマイ アーケードバスターミナル
私は事前にチェンマイのアーケードバスターミナル2で購入しましたが、チェンライのバスターミナルなどもで購入できます。
チケットカウンターではモニターで確認しながらチケットを買うことができますので、間違えることはないと思います。チケット購入には名前、パスポート番号、電話番号が必要です。ゴールド(VIP)クラスのバスで、運賃は764バーツです。2日前のバス予約でしたが、既に8割くらいは予約済みでした。バスは17時53分にチェンライを出発し、翌朝7時頃にパタヤに到着します。
■ナコンチャイエア チェンマイ
■チケット ゴールドクラス
チェンライ バスターミナル2
チェンライの長距離のバスは、郊外のバスターミナル2から発着します。私はUberでタクシーを呼び、チェンライ中心地から約15分で、70バーツでした。
バスターミナル2の一番奥側にナコンチャイエアーのチケットカウンターとバス乗り場があります。更に奥にはナコンチャイエアー専用の待合室(エアコン付き)があります。
バス乗り場付近にナコンチャイエアーの仮設デスクがあり、確認(英語通じず)すると次の次のバスだと言っているようでした。自分の乗るバスが到着後に改めてチケットを見せると、預入荷物にタグをつけて預り表をもらえました。
■地図 パタヤ・バスターミナル
■チェンライ・バスターミナル2
■チェンライ・バスターミナル2
■ナコンチャイエアの屋外デスク
■ラヨーン行きバス乗り場
ラヨーン行きVIPバス乗車
メーサイ発のバスには、到着した時に8割程度の乗客が乗っていました。チェンライから私を含めて5名くらいの乗客が乗るとほぼ満席になりました。バスには添乗員が乗っており、座席まで案内してくれます。運転手は2名で交代で運転しているようです。
バスはゴールドクラスで4列シート×8列のため、足元のスペースは十分にあります。隣とは圧迫感は少しありますが、前評判通り乗っていて快適な長距離バスでした。
メーサイからラヨーンまでは約1,000kmの距離です。途中たくさん停留所がありますが、乗降車のある停留所のみにストップします。停留所に停まるためにわざわざ高速道路から降りるので、場所によってはかなり時間をロスします。バスは乗降車と給油のための停車以外は、途中休憩なしでラヨーンまで走り続けます。何度かトイレ休憩があり、食事チケットを渡される長距離バスが多いのですが、ナコンチャイエアはバスから降りての休憩はありませんでした。
道中に検問が一箇所ありパスポートの提示を求められましたが、問題なく通過しました。メーサイ発のバスのせいか、乗客の半分以上はミヤンマー人の出稼ぎ労働者のようでした。
食事は乗車時に水とお菓子、夜の10時頃に質素なタイ飯弁当、朝の降車直前にサンドイッチと豆乳が提供されました。少し物足りないので、スナックや軽食を持ち込んだ方がいいのかもしれません。
■旅程 もう少し距離のある道を走行 908km 12時間
■車内 4列シート×8列
■水とお菓子 乗車してすぐ配給
■夕食 夜10時頃配給
■朝食 停車寸前に配給
パタヤ バスターミナル
バスは夜通し走り続け、翌朝パタヤに到着しました。途中、チョンブリとシラチャに停車し、半分以上の以上の乗客が降車し、パタヤには8時ごろの到着でした。
パタヤの降車はサードロード沿いのナコンチャイエアーの営業所で降ろしてもらえます。客待ちしているバイタクはふっかけてくるので、道路を渡ってセントラルパタヤロードからバイタクに乗ったほうがいいと思います。
■地図 パタヤ・バスターミナル
■パタヤ・バスターミナル
チェンライからパタヤまで14時間ノンストップの長距離バスでした。道中はグーグルマップで位置を確認しても、なかなか距離が減らずに気が遠くなりましたが、翌朝なんとかパタヤまで戻ってこれました。今回は陸路の旅にこだわりましたが、この距離であれば飛行機を使うのがファーストチョイスです。
コメント