セントラルフェスティバルにある、日本食レストランやよい軒の様子をレポートします。
日本食レストラン やよい軒
やよい軒について
やよい軒は日本のプレナスが運営する、日本食レストランです。日本では定食屋のやよい軒の他に弁当屋のほっともっととタイスキで有名なMKレストランを運営しています。
海外展開にも積極的で、タイ、シンガポール、オーストラリア、台湾、アメリカ、フィリピンにYAYOIのブランドで進出しています。タイではタイスキで有名なMKレストランとパートナーシップを結び、日本ではプレナスがMKレストランを展開しています。
タイ国内には129店舗を既に展開しています。バンコクではよく見かけるのですが、タイ全国に進出しているようです。パタヤにはセントラルフェスティバルの5階にやよい軒とMKレストランがあります。ホームページはタイ語と英語のみですので、日本人以外をターゲットにしているようです。メニューはタイ語、英語、日本語の併記ですので心配いりません。店員は「いらっしゃいませ」とは言ってくれますが、日本語はまったく通じず、英語も通じない店員もいました。
やよい軒パタヤ店
場所はセントラルフェスティバルの5階にあります。
総合的な定食屋ということで、日本食全般のメニューがあります。各種定食セット、ドンブリもの、カレー、ラーメン、うどんなどです。基本的には正統派の日本食レストランですが、たまにチーズ焼き餃子などというのものもありますので注意しましょう。個人的には日本食が誤ったかたちで海外に伝わってします可能性がありますので、日系レストランが奇異なメニューを提供するのはいかがなものかと思っております。現地の日本食レストランがローカライズして、自己発展していく分にはいいのと思っています。
値段はメニューによって変わりますが、肉類は日本より少し安く、魚類は少し高いと行ったところでしょうか。普通のタイ料理よりは高くなりますが、日本食としては安い部類になると思います。だいたい大戸屋の価格の3分の2位くらいだと思います。また、日本と違いご飯の無料おかわりはなく、有料(21バーツ)になりますのでご注意しましょう。サービス料は取っていませんので、メニューの価格がすべてになります。
カツとじ定食 165バーツ
初回は様子見ということで、無難なカツとじ定食を頼んでみました。出来上がりは至って普通のカツとじ定食です。メインのカツとじにサラダ、漬物、味噌汁、ご飯のセットです。
肉は少し固めですが、上手に卵にとじてあり、味付けも奇異なのもではありません。ご飯は少し炊き加減が固めですですが、日本(風?)の米を使用していると思います。おかわりが有料のためご飯一膳で済ませましたが、ボリュームは結構有りました。飲み物は冷たい緑茶27バーツを頼みました。緑茶のおかわりは無料ですが、ティーパックの出がらしのお茶みたいでしたのが大減点でした。
ヘルシーセット
2回目は日本らしいものを食べようと思い、天ぷらと焼き魚のヘルシーセットを食べました。あまり、ヘルシーではないと思いますが、天ぷら、ダシ汁を掛けた焼き魚、茶碗蒸し、味噌汁、ご飯のセットです。
天ぷらは揚げたてだと思いますが、衣が厚くシャキッとした感じに揚がっていません。ダシ汁と大根おろしは悪くなかったため少し残念でした。天ぷらを揚げるにはそれなりに技術がいるのですかね。焼き魚はだし汁が掛かっており、小ぶりですが美味しかったです。茶碗蒸しは電子レンジだとは思いますが、懐かしの日本の味を楽しめました。この日の味噌汁は冷めきっており、とても飲めたのもではありませんでした。以前は違いましたが、この日は常温に近い状態で大減点です。
総括
値段相当といってしまえばそれまでですが、この価格で日本食が食べられることを満足するべきだと思います。私は毎日タイ飯と洋食で問題ないため、月に1回くらいならリピートしてもいいかなと思います。
サービス料を取らないのは評価できるのですが、店員は愛想が悪くチップを置く気にはなれませんでした。ソイブッカオのタイレストランのほうがフレンドリーで私は好きですね。
駄目なポイントは、ぬるい味噌汁と出がらしのお茶です。店員の態度も含め、料理そのものよりも些細な事で印象を下げているように思います。いろいろと厳しいことも書きましたが、味は普通ですので、日本食が食べたい時には役に立つレストランだと思います。また、お手頃な料金で外国人に日本料理を知ってもらうというコンセプトには共感できますので、さらなる発展を願っています。
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