台北市内から電車とバスを乗り継いで九份に行く方法を分かりやすく紹介します。また、九份からの帰りはバスが大混雑することが多いのですが、回避する方法も合わせて紹介します。
九份と十分は近くなので、昼頃から平渓線で十分に行き、夕暮れの時間に合わせて九份に行くことも可能です。
台北⇒九份 アクセス概要
台北駅から九份に行くにはいくつかの方法がありますが、公共交通機関で行くには台北から直接バスで行くか、鉄道で瑞芳駅まで行きそこからバスに乗り換えるのが便利だと思います。
今回は瑞芳駅からバスに乗り変える方法を紹介しますが、MRT忠孝復興駅から1062番のバスに乗れば直接台北から九份に行くことができます。
台北駅⇔瑞芳駅(鉄道) → 瑞芳駅⇔九份(バス) | 788番、825番、827番、856番、965番 |
台北(MRT忠孝復興駅)⇔九份(バス) 瑞芳駅経由 | 1062番 |
片道の運賃は以下のようになっており、いずれも悠遊カード(交通カード)で支払うことができます。
台北駅⇔瑞芳駅 | 49台湾ドル(各駅停車) |
瑞芳駅⇔九份 | 15台湾ドル(1062番は24台湾ドル) |
■台北駅-九份概略図
■九份行きバス
台北駅⇒瑞芳駅 鉄道
台北駅から瑞芳駅へは、朝から夜まで頻繁に鉄道が運行しているのであんまり心配することはありません。台北駅には瑞芳駅からのバス乗車時間の1-1.5時間くらい前に行けばいいと思います。
その際に悠遊カード(交通カード)とスマホ(Googleマップ)を準備しておけば準備は完璧です。瑞芳駅までの詳細の行き方は平渓線乗車の記事をご確認ください。
瑞芳駅⇒九份(九份老街) バス
瑞芳駅からの九份行きのバス乗り場は駅正面側出口から歩いて5分くらいのところにあります。
台北からの電車を降りて、プラットフォームの反対側の正面出口を出て、駅前のタクシー乗り場を左に曲がり少し進んだところに九份行きのバス停があります。ちなみに駅前に停まっているタクシーでも200台湾ドルくらいの協定料金で九份に行けるので、面倒くさければ乗ってしまってもいいのかと思います。
九份へは金瓜石行きの788番、825番、827番、856番、965番、1062番のバスに乗れば行くことができます。運賃はバスに乗る時に現金か悠遊カードで支払いますが、現金の場合はお釣りは出ないのでご注意ください。
バスに乗り、山道に入り海が見えしばらくすると、九份老街のバス停に到着します。九份は有名観光地なので、それらしき観光客の流れに付いて行けば簡単に行けると思います。
■旅程図 瑞芳駅から九份まで約5kmで15-20分
■九份行きのバス停までの看板 瑞芳駅正面口から左手に徒歩5分程度
■バス停 観光客に付いていけば問題なし
■バス車内
■バスからの景観 坂道を登り、海が見える光景を過ぎると九份老街
九份バス停 案内図
簡単に九份の位置関係を説明しておきます。
九份のバス停は行きと帰りが少し(100mくらい)離れたところにあります。バスを降りて道路を少し登ったところにセブンイレブンがあり、そこが九份老街の入り口になります。ここから細い急な階段を登ると九份観光の始まりです。
セブンイレブンのあるコーナーを道路沿いに進むと帰りのバス乗り場がありますが、週末の夜は混雑するのでご注意ください。
■九份バス停案内図
■九份老街への看板 バス停を降り少し坂道を登る
■九份老街入り口 セブンイレブンの看板の下から九份観光開始
九份(九份老街)⇒瑞芳駅 バス
九份にはツアーを利用しなくても公共交通機関で簡単に行くことができますが、帰りのバスの混雑にはご注意ください。帰りのバス停が混雑していたら、300mくらい進んだところにある、一つ前の隔頂バス停から乗ることをお勧めします。
九份老街バス停 混雑注意
九份からの帰りのバス停は、行きのバス停より100mくらい山側にあります。観光客が大勢おりすぐ分かると思いますが、大混雑しているようでしたら、少し歩いて隔頂バス停から乗車することをお勧めできます。
帰りはどのバスに乗っても瑞芳駅までいけますが、1062番のバスは台北まで直通しています。帰りはどのバスでもいいので、早く来たバスに乗ってしまえば問題ないと思います。
バスは途中で瑞芳駅の前で降ろしてくれるので、来た時の反対の手順で電車に乗って台北に帰ります。ここでも観光客がたくさんいるので、流れについていけば問題ないと思います。
■九份老街バス停 週末の夜は大混雑注意
隔頂バス停 混雑なし 徒歩5分
九份老街のバス停が混雑していたら、300mくらい歩き一つ前の隔頂バス停から乗車すれば混雑無しでバスにのることができます。隔頂バス停は歩いてきた道から、瑞金公路を左側に斜めに入り、すぐのところにあります。バス停の標識はなく、ベンチのある休憩所のようですが、ここにバスが泊まります。人通りがなく少し寂しい場所にありますが、手を上げればバスが停まってくれます。
■隔頂バス停 歩いて来た道から金光路に入り10m先
■隔頂バス停 看板がないがここが台北、瑞芳駅方面のバス停
■バス車内 乗客ゼロで乗車成功
九份に鉄道とバスで行く方法の紹介でしたが、海外旅行の初心者にもお勧めできる移動方法です。帰りの渋滞を回避することがポイントで、基本的には観光客の流れに付いていけば迷うことはないと思います。
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