飛行機会社のセーフティーランキング レガシーキャリアとLCCの違いは?

CNNに飛行機会社のセーフティーランキングの記事が掲載されていたので紹介します。

今回のレーティングに関わらず、現在の飛行機の安全性は総じて高くなっており、以下の記事と合わせてお読みいただければと思います。

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セーフティーランキング 要旨 CNN記事

CNNの記事はAirlineRatings.comのセーフティーレーティングの紹介になります。レーティングは全世界405の航空会社を12の側面から評価しています。レーティングの評価項目は政府や航空団体の監査結果が主体ですが、10年以上無事故を継続していないと減点されます。

セーフティーレーティングのNo1に輝いたのは、オーストラリアカンタス航空で、レガシーキャリアのトップ20は以下の航空会社がノミネートされています。日本からANAはランクインされていますが、JALはパイロットの飲酒に関わる不祥事で、ランク外になっています。

レガシーキャリア TOP20 (アルファベット順)
Air New Zealand, Alaska Airlines, All Nippon Airways, American Airlines, Austrian Airlines, British Airways, Cathay Pacific Airways, Emirates, EVA Air, Finnair, Hawaiian Airlines, KLM, Lufthansa, Qantas, Qatar Airways, Scandinavian Airline System, Singapore Airlines, Swiss, and United Airlines and Virgin group of airlines (Atlantic and Australia).
LCCのTOP10は以下のようになり、日本に乗り入れているのは香港エクスプレスとジェットスターだけだと思います。
LCC TOP20 (アルファベット順)
Flybe, Frontier, HK Express, Jetblue, Jetstar Australia / Asia, Thomas Cook, Volaris, Vueling, Westjet and Wizz.
一方で低評価の航空会社は以下の4社ですが、ほとんど乗る機会はないと思います。
ワーストエアライン 星1&星2 (アルファベット順)
Ariana Afghan Airlines, Bluewing Airlines, Kam Air and Trigana Air Service.

セーフティーランキング 詳細 オリジナルソース

AirlineRatings.comのウェブサイトには、詳細のセーフティーレーティングが掲載されています。上部メニュー左の「RATINGS」より、全航空会社のレーティングを確認することができます。

ウェブサイトには7つ星で評価されていますが、実際には細分化して点数付けされていると思われます。各項目の採点基準についても掲載されているので、興味のある方はご確認ください。

レガシーキャリア セーフティーランキング

レガシーキャリアで気になった航空会社をピックアップしてみました。タイの航空会社とマレーシア航空以外は、満点の7スターを獲得しています。タイの航空会社は従来から安全面で懸念点が多いようです。また、マレーシアエアラインは2014年の行方不明機により、減点されています。

セーフティーランキング

LCC セーフティーランキング

LCCに関しては各社バラバラのレーティングで、日本とタイのエアラインが低評価の傾向があります。レーティング結果だけを見れば、残念ながらコスト削減が安全面の評価に影響を及ぼしているように見受けられます。セーフティーランキング セーフティーランキング

今回はセーフティーレーティングについてお伝えしましたが、あくまでも一つの評価結果であまり気にする必要がないと思っています。現在の航空技術は非常に進化しており、たとえ星なしであっても、すぐに事故に結びつくことにはならないと確信しています。

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