世界幸福度ランキングで日本は54位 はたしてタイは何位?
世界幸福度ランキング(World Happiness Report)の2018年度版が公表されたので簡単に内容を紹介します。
World Happiness Reportとは
世界幸福度ランキング(World Happiness Report)とは、国連の関連機関の「the Sustainable Development Solutions Network」より、毎年公表される調査結果です。
調査対象の156カ国を対象に、以下の6項目を数値化してランキング化した調査です。
(1)人口あたりGDP
(2)社会的支援
(3)健康寿命
(4)人生の選択の自由度
(5)寛容さ
(6)腐敗の認識
World Happiness Report ランキング
World Happiness Reportのフルレポートは以下のリンクからダウンロードでき、20ページからランキングを確認することができます。
トップ10は北欧の高福祉国家やカナダ、ニュージーランド、オーストラリアがランクインしています。興味深いのはG7に加入している国で、トップ10入りしているのはカナダしかなく、必ずしも経済的な発展と国民の幸福度は比例しないようです。
一方で日本は156カ国中の54位の中位に埋もれています。アジア圏では台湾(26位)、シンガポール(34位)、マレーシア(35位)、タイ(46位)、韓国(57位)、フィリピン(71位)、香港(76位)、中国(86位)、ベトナム(95位)、インドネシア(96位)、ラオス(110位)、カンボジア(120位)、ミヤンマー(130位)です。ちなみに国民総幸福量を指標化しているブータンは97位です。
総括
日本は54位と振るわない結果となりまりましたが、調査結果にかかわらず今自分が幸せだと感じることができればそれが一番だと思います。今回の調査は、調査内容に疑問を伴うものや、国連には懐疑的な諮問機関もあるので、一つのサーベイ結果として受け止めればいいのかと思います。大事なのはどの国が幸せかを論ずるのではなく、自分が幸せと感じるように日々精一杯生きることだと思います。
最後に一つ暗い話題ですが、日本の自殺率は先進国の中ではかなり多くなっています。こちらは定量的な統計なので改善されることを願っています
リンクはこちらから:Wikipediaの国別自殺率のページへ
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