バンコクの大戸屋は安定した日本の味

先日、バンコクに行った時に大戸屋に昼食を食べに行ってきました。値段は少し高いのですが、安定した日本食を提供しており、美味しくいただけました。

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まとめ

大戸屋は日本の味をそのまま海外に持ち込んでいる日本食レストランで、ローカライズされたメニューはありません。値段は少し高いのですが、美味しい日本料理を食べたい時はイチオシのレストランです。

私みたいな自発的な移住者や旅行者は毎日タイ飯を食べていればいいのですが、企業の駐在者や帯同家族の皆様はご活用されたらいいのかと思います。

大戸屋について

最近は社長の後任人事を巡って、お家の事情で世間を騒がせているようですが、味が変わらぬことを祈るばかりです。元々は街の小さな定食屋さんから始まり、最近では国内のみならず海外展開にも力を入れています。日本でも価格帯は少し高めですが、食材にこだわり美味しい日本食を提供している定食屋さんだと思います。

ホームページによるとタイ、中国、香港、台湾、ベトナム、シンガポール、インドネシア、アメリカに海外展開しているようです。タイではバンコクを中心に46店舗を展開していますが、残念ながらパタヤにはありません。タイには直営店として進出した後に、フランチャイズ化しているようです。もちろん、日本からの技術提供は続けていますので、味に変わりはないものと思っております。

海外に展開する日本食レストランは、日本の味をそのまま提供するタイプとローカライズを加えたタイプが存在します。大戸屋は日本の味をそのまま再現する方法を取っており、多くの食材は日本より輸入しています。また、日本でもセントラルキッチンを持っておらず、各店舗で食材の仕込みから調理を行っているようです。メニューも奇特なものは見られずに、日本とほぼ同じ料理のみです。

紅鮭の塩焼き定食を食べました

午後の2時頃と少し遅かったのですが、ASOKのターミナル21の大戸屋に行きました。ピーク時間を外しているため余裕を持って座れました。

料理を選ぶわけですが、肉類はタイも食べられるため、魚メニューから紅鮭の塩焼き定食を選びました。そういえばタイに来てから、始めて魚を食べたと思います。下記の写真は日本の大戸屋のホームページから拝借した写真です。美味しそうですね。

写真提供:大戸屋ホームページより

オーダーの後はキッチンで調理するため、出てくるまでに少し時間が掛かりました。しばらくすると日本のメニューの写真とそっくりな、定食が運ばれて来ました。鮭の盛り付けの向きが反対かもしれませんが、これだけメニューの写真と実物が類似していれば十分合格だと思います。

肝心の味の方ですが、完全に日本の味を再現しており、日本で食べるのと変わりありません。お米はもちもちした日本の米を美味しく炊き上げています。塩鮭は辛過ぎずに大根おろしと良く合い、ご飯が進みます。海外に住んでいると日本のご飯は特に美味しく、ご飯を飲み込む感じで沢山食べてしまいます。塩鮭はご飯が進む、鉄板の組み合わせだと思います。また、大戸屋はご飯のお代わりが自由なのも嬉しいです。もちろん、味噌汁、茶碗蒸しも日本の味そのものです。また、ひじきの煮物や他の付け合せなどの渋い料理も美味しく、日本の味を思い出します。久しぶりに美味しい日本料理を食べると、やっぱり私も日本人だなと思ってしまいます。

また、大戸屋は温かいお茶か冷たいお茶も無料です。タイの多くのレストランは飲み物が有料で、有料の水を頼むのはいつまでたっても馴染めません。夕食の場合は大抵ビールを頼んでしまうので問題ないのですが、ランチを食べる時は不満となっています。

また、大戸屋はビールも高くないので、飲みながら夕食を食べるのもお薦めです。但し、居酒屋でなく定食屋ですので、大騒ぎせず節度を持っての利用するのがいいのかと思います。

値段の方は料理309バーツ+サービス料30.9バーツで339.9バーツです。1バーツ3.1円で換算すると1,054円となり、日本の値段は870円ですので約1.2倍です。日本の値段自体も少し高いのですが、約1.2倍で同じ料理が提供されるのであれば良心的な価格設定だと思います。細かいことですが、私はサービス料を取っている店には、チップはあえて置かないように心がけています。

私の約4日分の昼食代と同じでしたが、たまにバンコクに来たときくらいは旅行気分でいいのかと思っております。現在はパタヤにある大手の日本のチェーン系レストランはやよい軒とすき家くらいだと思いますので、大戸屋のパタヤ進出にはおおいに期待しております。

私は香港駐在時代から、たびたび大戸屋にはお世話になっていますが、日本の味をそのまま再現しており、安心して訪れることができます。これからも、ぶれずに愚直に日本の料理を提供してくれることを祈念しています。

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