アランヤプラテートは鉄道駅周辺が市内中心部になり、ボーダー(国境)は約6km離れたところにあります。今回は鉄道駅周辺の様子をお伝えしますが、基本的になにもない地方の小さな田舎町です。
アランヤプラテート鉄道駅
線路はカンボジアまで続きていますが、アランヤプラテート駅がタイ国鉄東線の終着駅です。鉄道駅といっても、列車運行は1日2本のみなので、小さなローカル鉄道駅です。
駅を出たところで客待ちのトゥクトゥクとバイタクがボーダーまでの客引きをしてきます。私はすべて無視しましたが、バスターミナルからボーダーまでトゥクトゥクが100バーツ、バイタクが60バーツだったので、そのくらいが料金交渉の目安になるのかと思います。
■アランヤプラテート駅
■客待ちのトゥクトゥクとバイタク 客引きが煩い
ホテル
ホテルはボーダーより鉄道駅周辺のほうがたくさんあるので、バスターミナル近くのステーションワンホテルに宿泊しました。鉄道駅から徒歩5分程度で立地的には便利な場所にあります。
ステーションワンホテルは、WiFiが使えない、朝食がしょぼい、廊下の音が筒抜けなどの問題もありましたが、1泊820バーツの割りに部屋もきれいで満足度は高かったです。ホテルの詳細については別途レポートします。
■ホテル 3階建てだが客室は多数あり
■部屋 部屋はきれいで快適
市内の散策 1日目夜
アランヤプラテートはタイの田舎町で何もないところで、夜は人通りも少なくなります。バスターミナルの周りがかつての繁華街のようですが、現在は営業しているお店は殆どないようです。
夕食を食べるために鉄道駅の周りを散策したのですが、屋台以外のレストランは殆どありませんでした。小さな街で30分くらい散策すれば街の概要はほぼ把握でき、正直遊ぶところや見どころはないようです。
危うく食事難民になりかけセブンイレブンを覚悟していたのですが、鉄道駅をでて左に曲がってすぐのところに、飲み屋風のレストランがあったのでそこで夕食を食べました。夜8時頃でしたが人通りは少なく、欧米人も殆ど見かけない小さな望郷の街でした。
■バスターミナル周辺 正面はディスコだがクローズ 近くにセブンイレブンあり
■屋台街 警察署の裏手
■時計台 ランドマーク???
■望郷の風景
■謎の日本食レストラン1 タイレストランもない街で日本料理は異色
■謎の日本食レストラン2 カツ丼89バーツなど
■夕食のレストラン このお店の周りだけが華やか
■カオパット(焼き飯) シンハーと合わせて145バーツ 大瓶がデフォルト
ホテル併設のアメリカンレトロミュージアム
ホテルにアメリカンのレトロミュージアムが併設されており、今回の旅の最大のハイライトでした。夜は閉まっていますが昼間は無料で開放されているので、興味のある方はバスの待ち時間にでも行かれるといいのかと思います。
ここではほとんど放置に近い状態ですが、マニアに取っては価値あるものが並んでいるように思います。個人的にはこんな辺境で埋もれさせておくのではなく、もっと注目される場所で展示されればと願っています。
■クラッシックカメラ、クラッシクラジオなど
■レトロチックな時計 ホテルの中
■コーラの自動販売機 1本10セント
■コークボトル(中身入り) 1ケース1.99ドル
■昔懐かしのビンボール
■シェルのガソリン給油機
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