バンコクから各駅停車の電車でカンボジア国境の街、アランヤプラートに来ています。私は越境しませんが、カンボジア側はカジノがあるポイポトとつながっております。アランヤプラートからポイポトへの国境ルートは、カジノの他にビザランやアンコールワット行きなどに利用されています。
パタヤからバンコク バス
アランヤプラートへの電車はバンコクから出発しているので、バスでバンコクに行く必要があります。朝8時半ごろアパートを出発して、ノースパタヤバスステーションから、バンコクに向かいました。
8時50分発のバスチケットが買えませんしたが、待合席のいちばん前で待っていたら、繰り上げで1本前のバスに乗せて貰えました。繰り上げはいつもタイ人に殺到されて、外国人はなかなか喰いこめませんが今回はラッキーでした。
1時間50分後にバンコクのUdom Suk駅でバスを降りて、BTSでバンコク市内に向かいました。Udom Suk駅でバスを降りると、バンコク市内の渋滞を回避でき10分くらいは時間の節約をできます。
バンコクでいろいろ 両替、銀行、食事など
旅行の前にSIAMエクスチェンジに立ち寄り、両替をしました。SIAMエクスチェンジは高レートの両替商でいつも利用していますが、これまでの仮店舗営業がリニューアルされていました。
私は香港ドルからタイバーツに両替しましたが、千香港ドルが3,970バーツとレートがかなり悪化していました。昨年8月に両替したときは4,220バーツだったので、日本円以外の通貨もレートがかなり悪くなっています。その後は銀行に両替したタイバーツを預金して、今回の旅の始まりです。そういえば新国王の千バーツ札は初めて見ました。
■新国王の千バーツ札
旅行前にバンコクで日本食を食べて英気を養おうと思っていましたが、時間がなくてフードコートでぶっかけ飯になってしまいました。
■ぶっかけ飯 バンコク駅のフードコートで50バーツ 美味い!!!
バンコクからアランヤプラート 電車
バンコク鉄道駅へのアクセスは、MRT終点のフワランポーン駅から直結しています。チケットは座席指定なしの3等席なので当日駅で購入すれば問題ありません。アランヤプラートまでは254.5kmの距離を4時間半で走行し、運賃は激安の48バーツです。
タイの国鉄に改札はないので、直接プラットホームに行けば電車に乗れます。電車の案内モニターが機能しておりませんでしたが、駅員に確認して目的の電車に乗りました。電車は出発の10分くらい前に到着し、ほぼ満席で定刻になると出発しました。
■バンコク駅 別名はフワランポーン駅/クルンテープ駅
■タイ国鉄各駅停車列車 これでもマトモな方
■旅程(路線図は道路図)
列車はタイの各駅停車としてはまともな車両でしたが、エアコン無しで扇風機と窓全開、シートは鉄製のカチカチで、日本ではとっくに博物館行きの車両です。
電車内は暑さと埃りまみれになり、背中と腰の痛みに耐えながらの乗車になりました。道中は立ち客がいるほど混んでおり、窮屈な姿勢を強いられキツかったのですが、30分遅れでアランヤプラートになんとか到着しました。
いつものことですが、タイの各駅停車電車は鉄道ファン以外の人にはまったくお勧めしないのでご注意ください。
■車両内部 昔の光景を思い出す???
■アランヤプラテート駅 東線の終着駅
■アランヤプラテート駅 周りに何もないところにある
コメント
楽しく記事を拝見しています。
リタイアビザを取るまでの苦労は大変だったにもかかわらず、後に続く方の為にきちんと記録をつけているのは立派な事です。
しかしリタイアビザ取得のご苦労を読んでいるうちに、面倒に思ったのは私だけでしょうか?
タイも規制がだんだん厳しくなってきていますね。
ところで
>>バンコク鉄道駅へのアクセスは、「BTS」終点のフワランポーン駅から直結しています。
上記の記事ですが、「BTS」ではなくMRTの終点ではないでしょうか?
ACE様
タイの行政手続きは地方、時期、担当者によって、コロコロ変わるのが常なので非常に煩わしいです。
厳格化の方向に向かっているのは間違いありませんが、それでもリタイア後の長期ビザはまだ取りやすい方だと思います。
フワランポーン駅は地下鉄ですね、修正しておきました。