今回は昨年秋から就航したエアアジアXのセントレア-バンコ ク路線で帰国しました。
タイ・エアアジアX セントレア-バンコク
タイ・エアアジアXがセントレア-バンコク路線を10月30日から就航しました。エアアジアXはエアアジアの長距離路線のブランドです。エアアジアのバンコクの発着空港はスワンナプーム空港でなく、ドンムアン空港になるのでご注意ください。
スケジュールは往復ともに少し利用しづらい時間帯でしたが、1月1日から便利な時間帯に変わりました。今年の5月からは週5日の運行に変わり、スケジュールも変わるのでご注意ください。
■スケジュール 2018年12月31日まで
XJ639 | セントレア発 | 16:30 | ドンムアン着 | 21:10 | 毎日 |
XJ638 | ドンムアン発 | 06:55 | セントレア着 | 14:20 | 毎日 |
■スケジュール 2018年1月1日から
XJ639 | セントレア発 | 10:55 | ドンムアン着 | 15:35 | 毎日 |
XJ638 | ドンムアン発 | 02:15 | セントレア着 | 09:40 | 毎日 |
機体はエアバスのA330で、1月まではシート幅が広い2-4-2列の機体が使用されます。その後はエアアジア標準の3-3-3列シートの機体が採用されると思います。
私は就航プロモーションを利用して往復34,502円で予約しました。12月20日に予約すれば往路と同様の値段でしたが、正月休みと重なり少し高くなりました。上記の料金は預け入れ荷物、シート指定、食事、保険なしの基本料金のみです。
復路 1月7日 10,643円
合計 34,502円
ドンムアン(バンコク)⇒セントレア
ドンムアン空港からは6時55分発の早朝便で、利用しにくい時間帯です。バンコクに前泊しても朝5時前にはタクシーで出発する必要があるので、前日夜に空港に行き、朝までラウンジで過ごすことにしました。
エアアジアの有人カウンターは出発の3時間前にならないとチェックインできないので、事前にスマホアプリでチェックインして、KIOSK(自動発券機)でボーディングパスを発券しました。KIOSKの操作は簡単ですが、空港の端に4台しかなく、係員もいないのでご注意ください。私の場合は預入荷物がないのでこのまま出国審査を済ませれば登場できます。
夜11時過ぎにボーディングパスを手に入れて、出国エリアのラウンジに行こうとしたら、イミグレの入り口の係員に停められました。確認するとドンムアン空港の早朝便は朝3時以降でないとイミグレを通過できないとのことでした。しかたないので3時まで国内線の到着フロアーのベンチで過ごし、3時になってから出国審査を通過し、ラウンジに向かい仮眠しました。
ボーディングは通常のレガシーキャリアと同じですが、私は自動チェックインしたため搭乗時にパスポート情報を確認していました。手荷物については計量なしのノーチェックで機内に持ち込むことができました。CAはすべてタイ人で、英語とタイ語のみのアナウンスですが、みんな流暢な英語を話していました。
機体はエアバスA330の2-4-2列シートなので、通常の3-3-3列シートよりはゆったりしています。シートモニター(非稼働)がついていたので、どこかのレガシーキャリアの中古機体を使用しているものだと思われますが、それほど古い機体ではなくLCCのクオリティーとしては悪くありませんでした。
■有人カウンター 行き先別に決まっており長蛇の列
■KIOSK(自動チェックイン機) 日本語メニューもあり操作は簡単
■機内 2-4-2列なので幅はゆとりがある
■シートモニター 稼働していない
セントレア⇒ドンムアン(バンコク)
セントレア発のフライトは予約時からスケジュールが変わっていました。エアーアジアから新しいEチケットが送信され、都合が悪ければ払い戻しや他の便に変更ができます。
セントレアのチェックインにはKIOSKはなく有人カウンターのみで、カウンターは5つくらいオープンしており、それほど混んでいませんでした。こちらも持ち込み手荷物の計量はありませんでした。
セントレアからのバンコク便は行きと同じ機体を利用しており、こちらもスケジュール通りにバンコクに到着しました。
総評
今回はLCCのエアアジアXで帰国しましたが、食事の無料サービスがない以外はレガシーキャリアと違いはありませんでした。機内食はありませんが、その分機内が静かになるので、考え方によってはその方がいいのかとも思えます。
今回一番問題だったのはスケジュールで、ドンムアン空港の6時55分発は利用しにくい早朝フライトでした。また、パタヤの場合はドンムアン空港よりスワンナプーム空港の方が近くて便利です。
エアアジアを利用して帰国しましたが、十分利用価値のあるできるエアラインでした。LCCは片道でも割高にならないので、他のエアラインと組み合わせることも可能で、セントレア発着の選択肢が増えたことは歓迎です。エアアジアのビッグセールで安いチケットが取れれば、今後も利用したいと思います。
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