シンガポールからマレーシア・ジョホールバルにバス移動する方法

シンガポールのブギスからマレーシアのジョホールバルまで、バスで国境を移動する方法を紹介します。

移動方法

シンガポールからマレーシアのジョホールバルに移動するには、下記の方法が一般的です。

バス移動がもっとも一般的で、シンガポールのブギス、ウッドランズ、チャンギ国際空港から頻繁に国境バスが出発しています。今回はシンガポール中心地のブギスにある、クイーンズストリートのバスターミナルから、ジョホールバルに行く方法を紹介します。

電車はウッドランズ駅から出発していますがが、運行本数が少なく、利便性がよくありません。タクシーはブギスのバスターミナルからも、マレーシアの営業ライセンスを持ったタクシーが出発しています。

バス移動の手順

バスは以下の順序で、シンガポールからジョホールバルに移動します。移動する際にはこの移動の流れを頭に入れておくといいと思います。シンガポールから出発するバスは、1と3のバス料金がセットになっています。

手順はシンガポールの中心にあるブギスのバスターミナルから、バスに乗ってシンガポール側の国境まで行きます。到着後に全ての荷物を持って一旦降車し、シンガポールの出国手続きをします。イミグレ通過後は、再び同じ会社のバスに乗ってシンガポール側国境からマレーシア側国境まで橋を渡り越境します。マレーシア側国境についたら荷物を持ってバスを降りて、マレーシアの入国手続きをします。マレーシアに入国してすぐのところが、ジョホールバルのJBセントラル駅です。

バス乗車　ブギス・バスターミナル

シンガポール側のバス乗り場はブギスのクイーンズストリート沿いにあります。MRTのブギス駅の出口から徒歩で5分くらいのところです。

■ジョホールバル行きのバスターミナル

バスターミナルは手前(ブギス駅)側にタクシー乗り場、奥側にバス乗り場があります。バスは黄色いバスのCauseway Linkと、赤いバスの星柔快車の2社が運行しています。私はCauseway Linkを利用しましたが、どちらでも大差ないと思います。チケットは黄色いバスが奥の道路側、赤いバスはその裏側で販売しています。チケットは交通カードのEZリンクが使用可能で、3.3Sドルでした。バスは7時から24時まで頻繁に運行しているため、時刻表の確認は不要です。

■黄色いバス　Causeway Link

■赤いバス　星柔快車

■バスチケット　国境間のバスに乗る時にも使用

■バス内部の様子

チケットを買ったら、チケットを係員に見せてバスに乗り込みます。私がバスに乗った時は日曜日の10時半ころでしたが、3割くらいの乗車率で出発しました。バスは一般道を走行し、途中から高速道路に乗って、30分くらいでシンガポール側の国境に着きました。

シンガポール出国

国境に着いたら全ての荷物を持って降車し、シンガポールの出国手続きを行います。イミグレは人の流れについていけば問題なく、5分くらいでシンガポールの出国手続きは完了しました。出国手続きに必要なものは、パスポートと入国カードの半券の出国カードです。

シンガポール⇒ジョホールバル　バス移動

出国手続きが終わると、再びバスに乗りマレーシア側国境を目指します。バス乗り場は順路に沿って進み、エスカレーターを降り、エスカレーターの後ろ側に回ったところです。自分が乗って来たのと同じ会社のバスが来るので、シンガポールで買ったチケットを見せて乗り込みます。バスは国境の橋を渡り、マレーシア側の国境まで連れて行ってくれます。マレーシア側で少し渋滞していましたが、橋を渡るだけなので10分くらいの距離です。

バスに並ぶレーンが機能していませんですが、赤バス、黄バス、シャトルバスを間違えなければ問題ないと思います。

マレーシア入国

ジョホールバル側の国境に着いたら、荷物を持ってバスを降りて、マレーシアの入国手続きをします。マレーシアには入国カードなしで、パスポートの提示だけで90日間の滞在許可を貰えます。週末のマレーシア国境は混雑すると聞いていたのですが、待ち時間はありませんでした。入国審査を終えて、イミグレを出てすぐ隣りの建物がJBセントラルの駅です。お疲れ様でした。

■JBセントラル・ステーション入り口

今回は混雑もなく、1時間30分くらいで、シンガポールのブギスからマレーシアのジョホールバルまでバス移動することができました。