本日はこれまで私の行ってきた、英語の勉強方法を紹介します。現在はなんとか英語のみで生活をしていますが、いまだに私の英語力は最低レベルで酷いものだと思います。40代から英語の学習を初め、中学1年レベルからから独学でここまでやってきました。本日は概要のみの紹介ですが、機会がありましたら詳細についても伝えていきたいと思います。今回の記事は英語の苦手な、ご年配の方の参考になれば幸いです。
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これまで行ってきた英語の勉強方法
私がこれまでに勉強してきて、実際に役にたったと思われる勉強方法について紹介します。若い人に比べると、数倍の時間が掛かっていると思いますが、やればやっただけ少しずづ伸びるといった感じです。また、これがベストな方法だとは思っていませんので、これを参考して各人でよりよい方法を探していただければ幸いです。ポイントは人間の記憶は忘れますので、繰り返し学習するに尽きると思います。
NHK英語講座
NHKの英語講座はレベルに応じて多くのコースが有り、無料で利用できます。初めは何を勉強したらいいのかさえ分かりませんでしたので、NHKの語学講座を中心に勉強していました。
TV講座のすべてをHDレコーダーに録画して週末にまとめて見ていました。ラジオ講座もダウンロードソフトを使って、音源をMP3にして聞いてしました。一番好きだったのは「ニュースで英会話」で、TV番組の視聴とWEBページのニュースを毎日勉強していました。また初期の頃は、中学生に戻った気持ちでラジオ講座の「基礎英語」を1から3まで勉強しました。
反省は1回講座を見るか聞くと勉強した気になってしまうことです。沢山の講座に手を出すよりも、一つの講座を繰り返し学習することが大事だと思います。
英文法
私の当時の英語力は中学1年レベルでしたので、英文法の勉強は必須でした。本を数冊買って、一番に勉強になったと思うのは、NHK講座などで著名な大西泰斗先生の「一億人の英文法」でした。英文法の学問的な解説のみならず、会話のテクニックについてもかなり記載されています。この本については繰り返し10回以上読み返しました。同様の英文法の本は「Forest」が定番であるようですが、理屈っぽくて私には合いませんでした。
こちらも、繰り返し、何回も何回も本を読み返すことが重要です。初めは内容が理解できずに、読むに時間が掛かり苦痛だったのですが、何回も繰り返すうちに少しずつ早く読めるようになりました。また、理解できなかったことについても、少しずつ理解できるようになりました。
語彙力強化1
単語集の本もかなりの冊数を買ったのですが、一番役に立ったと思うのはDUOでした。単語が例文として紹介されていますので、実践的に活用できます。句動区やカジュアルな文も掲載さている点も、グッドポイントです。DUOシリーズは書籍本体のほかに簡易版、フルセットCD、単語帳などもありますが、書籍本体と復習用のCDだけで十分だと思います。私はジョギングの最中にDUOのCDを繰り返し聞いていました。TOEICとはカバーされる単語が違うようですので注意しましょう。
こちらも、覚えては忘れ、再び覚えるの繰り返しで、近道はありませんでした。
辞書+語彙力強化2
語彙力強化についてはweblioのサイトが大活躍しました。
weblioはマウスオーバー辞書として使えますので非常に便利で日常的に使っています。Chromeの場合は機能拡張に追加するだけ、英単語の上にマウスカーソルを乗せるだけで和訳がポップアップされます。ニュースなどを読む時に大変役に立っています。本当は英英の辞書に切り替えたいのですが、私にはまだ早いようです。
二つ目は語彙診断の機能で3分くらいで語彙力の診断テストができます。数値で判定できるので、1日1回必ず行っています。私の場合は約3年で3,000語から10,000語を少し超える語彙力になりました。一説によると、10,000語から15、000語くらいの語彙力が、非ネイティブの英語に必要とされる水準のようです。
3つ目ですが有料会員の単語帳も使用していました。各単語に頻出レベルがレーティングされていますので、語彙力診断テストで不正解の単語からレベル12までの英単語は単語帳に登録して、覚えるようにしていました。
改めて思ったのですが人間の記憶は不確かなもので、自信を持って覚えた単語も、1週間もすると見事に忘れてしまいます。しかし、不思議なもので1度覚えた単語は次からは初回よりもずっと簡単に覚えらるようになります。覚えた単語もしばらく単語帳に残しておき、数ヶ月後に覚えていた単語のみを、本当に覚えた単語として単語帳から消していました。
オンライン英会話
オンライン英会話ですが、私はラングリッチに3年以上前から加入しており、パタヤに来てからも毎日続けています。多くのオンライン英会話はフィリピンに所在し、フィリピン人の先生とSKypeでレッスンを受けています。
私の場合はニュースなどの時事ネタについて、先生とディスカッションをしています。教材も用意されていますので、そちらも無料で利用することもできます。フィリピン人は基本的に口語としての英語のほうが得意ですので、文法のティーチングスキルはあまり高くないように思います。私の場合は発音を最初に教えてもらい、日本語にない発音を意識的に使い分けれるようになったことは良かったと思います。
オンライン英会話の反省点は目的をもってやらないと、単なる世間話しになってしまうことです。先生は若い女性が多いため慣れてくると、おしゃべりが止まらなくなってしまいます。私は3年以上続けていますが会話に慣れすばやく反応するなど、コミュニケーション能力は上がってきたと思います。TOEICなどで高得点を目指す方は机に向かって勉強したほうが効果があると思います。
オッチャンの英語学習奮闘記でしたが、年をとってもやればやるだけすこしずつ進歩しますので諦めずに頑張っていきましょう。
コメント
こんにちは
英語ですが私も必要に迫まられ勉強していた時期が有り、その時に同じ教材を使ってました。大西先生のNHK講座も見てましたので、色々懐かしいです。
同じ頃に社内研修も受けてましたが、無駄にテキストが多かったため、普段は duo を持ち歩いていました。売れ筋だけあって、講義で使っていたエッセイなどでも、70%程度の語彙はカバーしていたので、暗記帳としても重宝してました。
その時のネイティヴ講師曰く、欧米のTVニュースは大体5000語レベルで構成されており、新聞も7000語程度のものだが、文章を書くには10000語は有った方が良いとの事でした。
日本語でもそうですが、特に書面の良し悪しは直ぐわかり、こなれた文章を書けるようになるには、其れなりの積み上げが必要ですので、外国語となると更に道遠かりしですね。
ただパタヤのように非英語圏だと、普段話すとしても簡単な言い回しに終始し、使わない単語はどんどん忘れており難儀していましたが、シェパードさんを見習ってまた勉強を再開してみようと思います。
スナフキン様
何時もコメントいただきありがとうございます。ブログ更新の励みになります。
日本語は中国語と韓国語以外とは類似性が少なく、海外に行くと言葉については苦労しますね。
僭越ですが私を見習うのではなく、私のようにならないように心に留めて、反面教師として予め準備するのが正解だと思います・・・・・・・・
しかしながら、年を取ってからでもノンネイティブとしての語学学習を諦める必要はないことと、コミュニケーションのテクニックについては皆様に発信していきたいです。
もちろん、語学学習は多大な労力を要することもありますので、今後の見返りを考えると諦めることも選択肢だと思います。
語彙力の私の実感では、話す、書くは5,000語くらいでなんとかなり、読む、聞くは10,000語でも不足しているような感じです。話す、書くは5,000語くらいあれば、ずいぶん稚拙ですが専門用語以外は言い回しを変えて、なんとか意思を伝えられると思います。一方、読む、聞くに関しては相手が語彙数を手加減してくれませんので、少なくても10,000語はあったほうがいいと思っています。
パタヤは非英語圏ですが欧米人が多く住んでいるため、タイでも特殊な場所だと思います。本当はタイ語を覚えるべきと分かっているのですが、片言英語だけで生活できてしまいますので、ついおろそかにしてしまいます。私の場合はタイ人以外の外国人ともコミュニケーションを図りたいと考えていますので、現在はタイ語よりも英語を優先しようと考えています。