日本脱出大作戦 パタヤ移住に向けての国内転出奮闘記 手続き編

前回に引き続き、パタヤ移住に向けての奮闘記です。今回は各種手続きにて紹介します。

引っ越し編はこちらから

日本脱出大作戦 パタヤ移住に向けての国内撤退奮闘記 引っ越し編

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手続き総括

方針

今回は日本の活動拠点を消滅させて海外に転居することになります。身辺整理のいい機会と捉えて、使用してないサービス類はすべて解約することにしました。

通信関連のサービスは解約時期によって違約金が発生します。分かっていてもどうしようもないケースもありますが、注意するように努めました。

総括

手続きする項目が多く手間が掛かったのですが、違約金なども発生せずに上手くできたと思います。週単位ですが簡単な、To-Doリストをつくり、進捗管理は常に行っていました。

私の場合は理由が海外転居でしたので、営業的な引き止め工作は皆無でした。解約理由に使った「海外転居」は、営業トークを秒殺するキラーワードとして有効でした。

各種手続き実践編

行政関係

今回は海外転居ですので住民票を抜くこともできたのですが、帰国時に病院に行く必要がありますので、国民健康保険を維持するために住民票を実家に戻してました。

住民票、国民健康保険、国民年金、印鑑証明、マイナンバーカードは市役所などで、変更手続きができます。転出時と転入時に各一回市役所に行けば完了すると思います。私の場合は転出時は約10分間、転入時は約1時間で手続きを完了しました。

転出元では転出届を提出するだけで、すべての手続きが連動されます。転出証明書はマイナンバーカード(持っている場合)に電子データーとして記録されますのでペーパーレスです。転入先では転入届と国民健康保険の加入届を提出しました。

国民健康保険は地方自治体の運営ですので、転出元で一旦脱退して、転出先で再加入になります。保険料の自動引落し届けも合わせて提出しました。保険料は各自治体で日割り計算してくれますが、保険料率は自治体によって異なります。

国民年金は国の管理ですので転出届の提出で手続きは完了します。年金番号はもとより、年金加入料の自動引き落としも引き継がれました。マイナンバーカードは、現在のカード表面の備考欄に新住所を記載してもらえます。印鑑証明は転出元で転出届けを出した時点で、自動失効します。転出先では必要ありませんでしたので登録しませんでした。

行政手続ではありませんが、前の会社で加入していたiDeCo(確定拠出年金)の住所変更もしました。郵送による変更手続きが必要でした。

運転免許証・国際運転免許証

運転免許証は最寄りの運転免許証センターなどで、住所変更手続きをできます。私の場合はマイナンバーカードを住所証明として提出しましたが、住民票でもいいと思います。新しい住所を裏面に記載してもらって完了です。

レアなケースだと思いますが、英文で国内住所を証明できるエビデンスがほしく、国際運転免許証の住所変更を依頼したのですが、できませんした。国際免許証は住所変更できない仕組みらしく、新しく取り直すしかないとのことです。有効期限が1ヶ月を切っていたため、住所変更を諦めました。住所が変わっても免許証は有効だと思いますので、普通の方は何もしなくてもいいと思います。

電気・水道

電気、水道は各会社に電話して、転出日を告げれば完了です。オペーレーターも引っ越しに慣れておりますので手際よく対応いただけます。たしか、電気・水道ともに最終月は日割りの請求になったと思います。オール電化のためガスは使用していませんでした。

通信関連

インターネット回線とプロバイダーサービスはそれぞれNTT西日本、YahooBBと契約していました。契約によっては縛りといわれている、違約金が発生するケースがありますので注意が必要です。共に、電話で手続きは完了します。

NTT西日本ですが、「光もっともっと割」という、2年縛りと料金割引のバーターになるオプションサービスに加入していました。免責条項として、NTT西日本のサービス地域外に転居すれば違約金は発生ないことになっています。私の場合は、アパートを引き払い、海外に引っ越しすると告げると、あっさり違約金なしで解約に応じてくれました。渡航先を聞かれましたのて、タイのパタヤと答えるとそれ以上の質問はありませんでした。日割りで精算してくれたと記憶しています。機器の返却はNTTより宅配便の返送キットを事前に送ってもらえますので、封筒に詰めてコンビニに持っていけば完了です。

プロバイダーのYahooBBですが契約によっては違約金が必要なようです。幸い、私の契約は違約金なしでしたので、問題はありませんでした。但し、日割り精算はしてくれず、月末までの料金を支払う必要はあります。解約連絡を行った日の月末が解約日(解約月なってから連絡が必要)になりますので、注意しましょう。機器のレンタルはありませんでしたので電話連絡のみで完了しました。

携帯電話はFREETELですが、ネットから簡単に住所変更をできました。

NHK、ひかりTV

TV系のサービスはNHKとひかりTVに加入していました。

NHKの解約はネットで調べると、受信料支払いの問題などが絡み、契約解除が難航するケースがあるようです。私の場合はカスタマーセンターに電話して、海外に居住すると告げると、すんなり承認されました。特にどの国に行くとかも、尋ねられることはありませんでした。驚くことにNHKは、当月分の受信料を全額返金してくれます。

ひかりTVは契約解除の電話をして完了です。日割り精算はしてくれず、解約を申し出た日の月末が解約日(視聴可)になります。しばらくする(翌月10日頃)と宅配便業者がチューナーの回収に来ます。少し、余裕を持って手続きした方がいいと思います。

銀行・クレジットカード

いろいろと整理をしていると、使用していない銀行通帳などがたくさん出てきました。いい機会ですのですべて口座をクローズすることにしました。銀行口座の数と金融資産は比例しませんので、詮索は無用でお願いします。

三井住友銀行、新生銀行、ジャパンネット銀行は継続使用しますので、住所変更をしました。三井住友銀行は別件の用事があったので店頭で、他はネットからの手続きで完了です。三井住友銀行とジャパンネット銀行は移転先の住所証明(免許証など)の提示が必要でした。

郵便局と楽天銀行と信用金庫口座2つは使用していないため解約しました。郵便局は近くに支店にいって解約しました。楽天銀行は口座が既にロックされていましたので、郵送で一旦ロック解除をしてから、解約手続きをしました。信用金庫は店頭に行って解約をしました。但し、一つは登録印鑑を紛失しており、郵送での印鑑変更手続きが必要とのことで、時間切れで解約できませんでした。預金額が残っており、5,000円くらい戻ってきました。

クレジットカードはネットで手続をしましたが、新住所を入力するだけです。

証券会社、FX会社

私はへっぽこ個人投資家でもありますので、複数の証券会社、FX会社に口座を持っています。使用していない口座は閉鎖することにしました。電話かEメールで受け付けをしてもらいましたが、引き止めもなく比較的簡単に応じてもらえました。

今後も使用する口座はネットから住所変更の手続きをしました。免許証(両面)の写真を撮って、電子ファイルを送れば完了です。但し、マネックスだけは例外で、郵送での手続きが必要になります。マネックスはカスタマーサービスの対応が悪く、かなり腹立たしい思いをしました。詳細は控えますが、マネックスのカスタマーサービスには注意しましょう

各種会員

Yahoo、楽天、Amazonなどを含めて、多くの各種会員サービスに入会していました。既に使用していないサービスについては、退会しました。不要なメール配信も全て止めました。また、継続して使用するサービスについては、分かる範囲で住所変更をしました。

Tポイント、ポンタ、楽天ポイントなども、持っていたらポイントを使ってしまいましょう。意外と小遣い銭が溜まっていると思います。

その他

郵便局には郵便物の転送サービスの届けを出しましょう。私は実家の住所に転送してもらうようにネットから手続きしました。一度手続きをすると一年間有効です。

アパートの火災保険も解約しました。電話して解約届を送付してもらい、書類での解約受付けになります。日割りの払い戻しと言っていましたが、手数料が少し引かれているようでした。

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