パタヤのアパートは電気代と水道代が家賃とは別になっていることが多いので、タイの電気料金について簡単にまとめておきます。水道代については月に200-300バーツなのであまり気にする必要はないのかと思います。なお、数値は相場観を示すアバウトなものなのでご注意ください。
タイの電力事情 ユニットと電気料金
タイの消費電力の単位はユニットで表示されます。馴染みのない電力単位ですが、1ユニット=1Kwhなので、日本の電気と同じです。
1ユニット当たりの電気料金は、燃料費の変動で変わるようですが、概ね4バーツ前後だと思います。ちなみに日本の電気料金は燃料費で変動する他に、基本料金と従量料金で構成されており、平均すれば1Kwh当り20-25円くらいだと思います。4バーツを日本円換算すると14円くらいなので、大雑把に日本の3分の2くらいの電気料金です。
問題なのは4バーツは電力会社からの直接請求される料金で、アパート入居者は家主から手数料を乗せた電気代を請求されるケースがほとんどです。手数料込みの電気料金はアパートによって異なりますが、1ユニット当たり5-10バーツくらいが相場だと思います。日本に換算すると17.5-35円になるので、日本より高額な電気代になるケースもありません。
タイ | 4バーツ | 14円 |
タイ(上乗せ) | 5-10バーツ | 17.5-35円 |
日本 | 20-25円 |
アパート探しの注意事項
タイはアパートによって請求される電気料金単価が違うため、アパートを探すときには1ユニット当りの電気代を必ず確認する必要があります。特に日中をアパートで過ごしたり、夜エアコンを使用する人は注意が必要です。個人的には1ユニット当り7-8バーツくらいが電気代の許容限度だと思っています。
パタヤ生活での電気代はライフスタイルによってそれぞれですが、1ヶ月千バーツから5千バーツくらいになる人が多いのかと思います。年中暑のですが日本ほどエキストリームな夏ではないので、エアコン無しで暮らしているタイ人も大勢います。ちなみに私は電気代込みのサービスアパートメントに住んでおり、エアコンを好き放題使うと毎月500-600ユニットの使用量になります。
参考情報としてブログを書いていたら「タイの賃貸住宅、水道料金や電気料金への上乗せ請求が禁止に」という記事を見つけました。記事によると2018年5月1日から賃貸アパートでの電気代や水道代の上乗せが法的に禁止されたようです。現時点でどの程度新法令を遵守されているのか不明ですが、よいニュースです。もっとも、上乗せ分が家賃に転嫁されるのは必至ですが、電気代をたくさん使う人ほどメリットが大きくなるものと思われます。
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