海外移住について2 趣味を見つけること

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海外移住について2 趣味を見つけること

ブログの読者様よりコメントやメールをいただくことがあり、将来海外で暮らしたいと思われている方もおられるようです。海外移住に対して私が感じていることを、少しずつお伝えしていこうと思います。

パタヤで昼間何をやりますか?

私のようにアーリーリタイアして海外移住すると時間はたっぷりあります。これは非常に贅沢なことだと思いますが、これまで社会の枠内で勤勉に働いていた人にとっては苦痛に感じるかもしれません。海外移住してどのように充実した余暇を過ごすかについては非常に大きな問題だと思います。

パタヤは狭い街で昼間にやることはあまりなく、昼間は暑くて行動には不適な時間帯です。また、狭い街ですので、1ヶ月もすれば主な所はすべて行き尽くしてやることがなくなります。昼間の余暇はゴルフ、マッサージ、映画くらいしか思いつきませんが、いずれも毎日とはいかないと思います。

ツーリストであれば、パタヤの夜はやることに困らない街だと思いますが、移住者ともなると毎日遊んでいるばかりではありません。遊びというのはタマにやるのが楽しいものであって、毎日になると飽きてしまいます。また、金銭的にも健康的にも厳しいものがあります。

以上のことから、移住者はなるべく早く自分の生活を見つけるのが、移住を成功させる方法だと思います。しかし、知り合いもあまりいませんし、言葉や文化の問題もあり、なにをやるにも日本のようにはいきません。移住先で熱中できる趣味を、なんでもいいので見つけることをお勧めします。できれば在職中から、一人でも熱中できることを見つけておいたほうがいいと思います。

私は幸か不幸か一人で過ごすことについて、あまり苦痛に感じていませんが、人によっては寂しい思いをするのかと思います。また、定年退職後に時間をもて遊び、どのように過ごしていいのか分からない人もいるようです。キャッチコピーのような毎日ビーチを見ながら優雅な移住生活は、だれにでも簡単にできるものではありませんのでご注意願います。

続けることと諦めることの重要さ 取捨選択

関連して取捨選択についての私の考え方を記載しておきます。

当たり前のことですが、海外では日本と同じ生活を送ることはできません。否が応にも日本で長年行ってきた一部の習慣を諦めることになります。駐在者なら日本の生活を再現するのも有効な方法だと思いますが、自発的な移住者はそうもいきません。海外駐在時代にも経験しましたが、取捨選択が上手くできる人は、海外生活の適応力も高いようです。

特定のことをこだわりをもって長年続けることは非常に重要なことだと思います。日本で長年続けてきた趣味などは、海外でも続ける方法を検討するのがいいのかと思います。近年はインターネットが発達していますので、ネットに関することはほとんどそのまま継続できます。私はこの部分は非常に助かっています。

一方で長年続けていた習慣を潔く諦めることも重要だと思います。だれにでも日常の日課があり、海外移住を決意して日課を諦めることは躊躇することだと思います。私も今回の移住により、多くの日常の習慣ができなくなりました。あとから気づいたのですが、当時は自分にとって重要な習慣だと思っていましたが、実際には惰性で何となく続けていたものがほとんどでした。私の場合は生活が一変したので、これまでの習慣が継続できなくなっても、ほとんど苦痛に感じることはありませんでした。また、私はモノへの愛着は感じない方ですが、身の回りの品物の処分も人によっては大変なことだと思います。

海外移住はある意味で人生のリセットですので、続けることと諦めることの取捨選択は重要に思います。今回の記事が将来移住を考えている方の参考になれば幸いです。

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海外生活
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シェパードの東南アジア放牧記 from パタヤ

コメント

  1. kais より:

    いつも大変参考になる、記事の方、ありがとうございます。
    確かに、取捨選択その言葉通りですね。
    今の自分では、仕事をリタイヤした後、継続的かつローコストにて、没頭できることは、
    どんなことかと想像することは、むずかしいです。
    しかし、ライフスタイルをかえることは、興味深いです。
    いずれにしても、語学学習と健康管理は必須の様ですね。
    がんばります。

    • Shepard より:

      Kais様

      継続的かつローコスト、まさにその通りですね。
      なんでもいいので没頭できることを今のうちに探しておくことをお勧めします。

      変化を受け入れるとができる人は移住も成功すると思います。
      私はこの歳になってもライフスタイルの変化はワクワクします。

      私はどちらも落第生ですが、語学と健康管理は今のうちから精進されたほうがいいと思います。
      この歳ですと両方は無理ですので英語かタイ語かも取捨選択です。