日本に一時帰国した時に、パソコンを購入してパタヤに持ち帰ろうと計画しています。日本の外資系パソコンメーカーに使用可能な電源電圧について問い合せしたら、アレレと思うような回答でしたので共有しておきます。
220V対応だけど、220Vで使用できない??? 意味不明
現在日本で購入するパソコンの機種選定をしている最中で、使用できる電源電圧について日本の米国系パソコンメーカーに問い合わせた時の出来事です。
省スペース型のデスクトップパソコンを探しており、購入前に220V電圧の使用可否を確認しました。メールで問い合わせをしましたが、ACアダプターは100-240V対応しているが、使用時には変圧器を使用するなどしてくださいとのことでした。禅問答のように意味の分からない回答でしたので、更に何回か問い合わせると以下のような回答がありました。
・脱着式のACコードは100Vしか対応していない
パソコンとACアダプターは仕様書にも記載されているように、100-240Vのユニバーサル対応のようです。しかし、脱着式のACコードは、100Vのみしか使用できなく、サポートからは220Vで使用するには、ACコードを自分で購入するか変圧器を介することが必要との回答でした。
おそらくACコードの許認可所得の問題だけで、実使用は問題ないと思わますが、メーカーは立場上か使用できないとのことでした。これによりパソコンの仕様書にはACアダプターは100-240V使用可能と明記してあるにも関わらず、パソコンとしては100Vしか使用できないことになっています。
また、同社のノートパソコンのACコードについても同様の回答でした。ノートパソコンを海外で使用する事例はいくらでもあるのですが、私が問い合わせた米国系有名メーカーは建前的にノートパソコンを海外でそのまま使用するとはできないとのことでした。誰でも海外に行く時代に100Vしか使用できないノートパソコンなど売り出すことは、いかがなものかと思ってしまいました。
参考:パソコンの使用電圧について
私が知る限りこのようなACコードのの問題を除けば、殆どのパソコンは100-240Vのユニバーサル対応になっており、コンセントプラグの形状が合えば使用できます。
ノートパソコンは外付けのACアダプターを使用しており、ACアダプターを確認すれば入力電圧(INPUT)は100-240Vと書かれていると思います。
デスクトップパソコンもそのまま200V系の電源で使用できる機種が殆どです。内臓電源の種類によっては、100Vと200Vの切り替えスイッチのあるタイプがあり、このタイプはスイッチを切り替えれば220Vでも使用できます。
厄介なのは省スペースタイプのデスクトップパソコンで、外資メーカーであれば殆ど100-240Vに対応していますが、一部の国産メーカーは100V対応のみ対応の製品もあります。
殆どのパソコンは海外でそのまま使うことができますが、念のため事前に対応電圧の確認はした方がいいと思います。
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