バーコードで食品の栄養成分が分かる便利アプリ MyFitnessPal
最近ダイエットを初め、少しずつ健康志向が芽生えてきました。多くのタイの食品はタイ語で栄養成分がが書かれているので、読むことができません。本日はバーコードで食品の栄養成分を読み取るアプリを紹介します。
MyFitnessPalとは
MyFitnessPalはカロリー管理アプリで、アンドロイド、iPhoneで使用できます。海外のアプリですが、日本語対応がされているので問題なく使えます。有料のプレミアム会員もありますが、無料会員でも多くの機能を使うことができます。
MyFitnessPalは、簡単に摂取カロリーの計算ができ、日々の体重推移や5週間後の予測体重などを見ることができます。今回はバーコード機能にスポットを当てるため、詳細は割愛しますが、簡単に機能を紹介しておきます。無料でダウンロードでき、会員登録をすれば利用できるようになります。
■日々の体重推移
■1日の摂取カロリー 時間帯別
■栄養成分 実績と目標
■マクロ栄養素 私はカロリーとPFCバランスをコントロールしています
タイの栄養成分表示
タイのスーパーやコンビニで買う食品の栄養成分表示は、ほとんどタイ語で表示されています。輸入食品にもわざわざタイ語の栄養成分のステッカーが貼られている多く、タイ語が読めないと理解できません。
タイには多くの外国人が暮らしているので、栄養成分の英語併記くらいは義務化してもらいたいものです。もっとも、日本も相当なガラパゴスで日本語表示しかされていないので、訪日外国人の方には同情したいところです。最低でも英語併記、世界は既にそういう時代になっていると思います。
MyFitnessPalのバーコード機能を使用すればスマートフォンに食品の栄養成分を表示することができます。タイのいろいろな食品をスーパーなどでスキャンしてみたところ、80%くらいは栄養成分が表示されました。食品のデーターベースに依存し、必ずしも正確とは限りませんが、かなりの食品の栄養成分を把握できるようになります。データーベースは世界各国の食品が入力されているようです。もちろん、手入力で食品の栄養成分も確認することができます。
■栄養成分表示 当然読めません
MyFitnessPalのバーコードスキャンの使い方
使用方法は簡単で食品の検索画面から右上のバーコードのボタンを押すとカメラに切り替わります。カメラで食品のバーコードをスキャンすれば、数秒でデーターベースの照合が完了します。手入力で食品名を入力してもデーターベースから検索はできます。
注意事項として、検索結果から「1人前の分量」と「分量(単位:人前)」は必ず確認しましょう。パッケージの栄養成分ではなく、一回分の使用量が書かれている場合があります。「分量(単位:人前)」を変更すれば、希望する単位での栄養成分が表示されます。
また、海外には糖質に相当する栄養成分分類がないようですので、糖質制限などを行っている方は、「炭水化物-食物繊維」で糖質量を算出する必要があります。
■右上のバーコードマークからスキャン (画面は牛肉手入力のスキャン結果)
■バーコードスキャン 80%くらいの食品は対応?
スキャン例 ストロベリーヨーグルト
冷蔵庫にあったストロベリーヨーグルトをスキャンしてみました。タイ語が読めず、いつもパッケージのFAT0%の表示を見て、ヨーグルトの種類を選んでいます。
バーコードをスキャンすると、スクリーンに栄養成分が自動的に表示されます。1人前の分量が1カップ、135gですので、ヨーグルト1個の栄養成分です。栄養素は80カロリーで、13gの炭水化物と6gのタンパク質が含まれています。脂質はパッケージの表示どおりにゼロで、健康志向のヨーグルトのようでした。但し、人工甘味料などは入っていると思いますので、ご注意ください。
■ストロベリーヨーグルト 「Fat0%」以外は詳細不明
■スキャン結果 表示通り脂質ゼロでした
スキャン例 シーザードレッシング
次にシーザードレッシングですが低カロリーのドレッシングを探していました。パッケージに99%脂質カットと書かれていましたので試しに購入してみました。肥満に苦しんでいる欧米人も多く、欧米からの輸入食品でもこのような表示があれば健康を意識した食品だと思っています。
こちらはスキャンしてみると、20ml当たり(約小さじ一杯)の栄養成分が表示されました。25カロリーで、炭水化物5.4gが含まれ、脂質、タンパク質はゼロでした。99%脂質カットと書かれているように、相当な低カロリーで健康を意識したドレッシングだと思います。味もそこそこ美味しいので満足していますが、その分人工甘味料などはたっぷり含まれていると思います。
■シーザードレッシング 脂質99%カットの健康食品
■スキャン結果 20ml当たりの成分で脂質ゼロ
海外で暮らすようになると健康管理の重要性が身にしみます。自炊をされる方は、購入する食材を見直してみるのもいいのかと思います。
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