カジノでのブラックジャックの遊び方 ストラテジー編 2
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2回目の今回はブラックジャックのストラテジーの考え方についてお伝えします。より具体的なストラテジーは、明日の最終回でストラテジー表として公開します。
基本ストラテジー(戦略)
ブラックジャックはディラーのカードが強い場合と弱い場合で、プレイヤーのストラテジーが大きく変わります。このストラテジーを理解すると、ブラックジャックのゲーム性の90%は理解できると思います。また、このことだけを守ってブラックジャックをやっても、負ける確率はかなり減少すると思います。
一部のカードの組合せで少し違和感を感じるかもしれませんが、統計的に計算するとこのストラテジーが最も勝率が高くなります。感情に流されず、粛々とマシンのようにストラテジーを遵守することがポイントです。
ディラー | カード | 狙い | ストラテジー |
強いカード | A、絵札、10ー7 | 勝負 | 17以上になるまでヒット |
弱いカード | 6-2 | バースト狙い | 12以上はステイ |
ディラーのカードが強い場合 A、絵札、10、9、8、7
ディーラーが強いカードの強い場合は、ディラーが絵札を引いて手を作る可能性が高くなります。従って、プレイヤーも積極的に手を作りにいき、ディーラーと正面勝負で戦います。
具体的にはプレイヤーは17以上になるまで、ひたすらカードをヒット(引く)します。例えばディーラーが7で自分が16の場合は何となくヒットしにくいですが、ストラテジー的にはヒットするのが正解です。このような、小さな積み重ねが最終的な勝率に影響してきます。たまに、初心者がなんでヒットするのかというような怪訝な目で見ますが、自身を持ってヒットします。ディーラーが強いカードの場合は手札が17以上になるまでヒットするのがポイントです。
ディラーのカードが弱い場合 6、5、4、3、2
一方でディーラーが弱いカードの場合は、ディーラーは大きなカードを複数枚引いてバーストする可能性が高くなります。この場合は、プレイヤーはステイしてディーラーのバーストに掛ける消極的な作戦をとります。
ストラテジーはプレイヤーのカードが12以上になったらステイします。プレイヤーは何があってもバーストしないようにするのがポイントです。こちららの例は、ディーラーが2でプライヤーが12でもステイして、ディーラーのバーストに賭けます。ディーラーが弱いカードの場合は、プレイヤーは絶対にバーストしないようにすることがポイントです。
プレイヤーのアクション
前章で説明した基本ストラテジーで90%はカバーできますが、サレンダー、ダブルダウン、スプリットのプレイヤーのアクションについて説明します。
ここでは考え方だけを理解していただければ問題なく、具体的な方法まで覚える必要はありません。明日で公開する、ストラテジー表に沿ってプレイすれば問題なくマスターできます。
サレンダー
サレンダーはベット金額の半額を払って、戦う前に降参するルールです。
ディーラーのカードが10や9の強いカードで、自分のカードが16や15で弱い場合は、勝率が低いので勝負を始める前に潔く降参します。不本意ながらサレンダーして、ベット金額の半額を取り戻して満足しましょう。
ディーラーのカードがAの場合はサレンダーを認めていないカジノがほとんです。また、この時にディーラーが進めてくるインシュランスは統計的には負けがを拡大するだけなので断ります。
ダブルダウン
ダブルダウンは掛け金を倍にして、1枚だけカードを引くことができるルールです。
自分のカードが11、10、9で強く、ディーラーのカードが弱い場合には掛け金を倍にして、積極的にダブルダウンの勝負を仕掛けます。プレイヤーは絵札か10を引いて、ディラーに勝つ可能性が高くなる勝負です。
自分の手札にAが含まれる場合は少し複雑になりますので、明日紹介するストラテジー表をまるごと覚えてしまいましょう。
スプリット
スプリットは手札がペアの場合、同額だけベット金額を追加すれば、カードを分割できるルールです。スプリットには2つの意味があることを理解しておきましょう。
例えば自分のカードが9のペアで、親のカードが6の場合はスプリットでさらなる勝利を目指します。スプリットすれば、9 VS 6の有利な戦いを2回できますので、貧欲に2勝を目指します。
もうひとつのケースでは、自分のカードが7のペアで、親のカードが17の場合は、引き分け狙いでスプリットをします。スプリットしないと、14 VS 7の戦いで明らかにプレイヤーが不利ですが、スプリットすれば7 VS 7の互角の戦いを2回できます。この場合は引き分け狙いで、1勝1敗を目指します。
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