ANAのサービスってなんだかな~

ベトナム航空とANA(全日本空輸)の共同運航便で日本に一時帰国しましたが、飛行機の搭乗中にあれれと思うことがありましたので、ANAに対して苦言を物申します。

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ベトナム航空との共同運航便

私のエアラインの選定基準ですが、値段重視でなるべく安いフライトを予約するようにしています。もちろん、日程やトランジットなども考慮しますが、リーズナブルな値段というのが絶対的な条件です。今回はベトナム空港のチケットを予約したら、ハノイからセントレア間がANAとの共同運航便になっていました。

日本式過剰サービスの強要

フライトはハノイを深夜00:05に出発して、セントレアに朝06:55に到着する深夜便です。ベトナムと日本には2時間の時差があるために、実際には4時間50分の搭乗です。このような、深夜便で乗客の望むことは、なるべくぐっすり眠れる環境を整えてもらいたいことだけです。

離陸後にシートベルトサインが消灯後は、室内灯を早く消してもらいたいものです。しかし、この共同運航便は離陸後にワゴンを持ち出して、延々とドリンクサービスを始めました。このようなケースでは、トレイに予め紙コップに注いだ何種類かの飲み物を希望者のみに配っていけば効率的です。ドリンクサービスが終わり、コップの回収を行い、消灯されたのは離陸後1時間を過ぎていました。

次に朝食ですが、着陸2時間前に電気が点灯され食事が始まりました。日本時間は朝5時ですが、ベトナム時間では深夜の3時で、この時間帯に誰が食事を欲しているのか全く疑問です。ご丁寧に熟睡している人にも一人ひとり叩き起こして、朝食を強要していきました。ちなみに食事はANAメニューの和食と洋食でした。朝の到着便の場合は着陸の少し前にサンドイッチなどの軽食とペットボトルを配ればで十分だと思います。

このフライトはベトナム航空主体の共同運航便ですが、ANAの機内サービスで運行されていました。日本のエアラインはこのような過剰なサービスが当たり前なのかもしれませんが、サービスの強要については一考願いたいものです。

何か勘違いしているフライトアテンダント

今回のハノイからのフライトで英語を一言も話さないフライトアテンダントを見ました。これまで百回以上は飛行機に乗っていますが、ここまでダメなフライトアテンダントは初めてでした。

ベトナム航空のエアラインなので乗客の大半はベトナム人です。私の近くにいたANAの日本人のフライトアテンダントは、ドリンクサービスやミールサービスでベトナム人に対しても日本語で問いかけていきます。更に酷いことに、相手から英語で返答があっても、更に日本語で応対しています。

この時に更に気分を害するのが、本人は気取っているつもりかもしれませんが、慇懃なまでの丁寧語を使ってベトナム人に話しかけていきます。日本語をまったく理解できないベトナム人に、通常会話で使用しない極端な丁寧語で話しても、一方通行のコミュニケーションになるだけです。

飛行機搭乗中に限らず、日本国内以外で外国人に母国語で話しかけるとは、あまりにも思慮に欠けた行為です。誰も、アジア人の英語の上手い下手を気にする人はおらず、分かりやすい単語を選び、短いセンテンスで十分です。今回は自ら望んで、ANAの共同運航便に乗ったわけではありませんが、見ているだけで不愉快いな思いをしました。

ANAにはもう少し顧客の望むサービスとは何かについてを考えてもらいたものでした。

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シェパードの東南アジア放牧記 from パタヤ

コメント

  1. kais より:

    お世話になります。
    年末年始に、パタヤ・チェンマイ行きを、確保していて、そのエアーチケットが、ベトナム航空です。
    行き;セントレア~ハノイ経由~バンコク、帰り;バンコク~ホーチミン経由~セントレア(夜中0:35ホーチミン出発便)です。(笑)

    私も、当然エコノミーにて、コストパフォーマンス重視して選択しましたが、
    記事を読んで、なるほどと、思いました。
    といいながら、いまから行ける事を楽しみにしています。

    • Shepard より:

      kais様

      毎度コメントをいただきありがとうございます。

      ブログではいろいろと書きましたが、ベトナム航空は普通のレガシーキャリアなので問題はないのかと思います。
      もちろん、私も安いチケットがあれば今後もベトナム航空を利用すると思います。
      でもエコノミーの深夜便ぐらいは、放置プレイで寝かしておいてほしいと思いますが・・・・・

      少し先ですが年末年始は気をつけてタイにお越しください。
      その頃のパタヤは涼しくて雨もふらずに良い季節だと思います。

  2. param より:

    昨晩クアラルンプールから関空へマレーシア航空の深夜便で帰ってきました。マレーシア航空は緩くていいですね。
    離着陸時に少しぐらい椅子を倒していても大丈夫だし、深夜便なので食事もあまりいらなかったのですが、離陸直後わざわざどちらにするか聞いてきたので、勢いで「ビーフ」と言ってしまいました。ところが眠たくて寝入ってしまいました。でもそれを見たのか途中起こされもせず、着陸30分前まで寝られました。もちろん「ビーフ」は食べられませんでしたが、十分寝られて楽でした。
    こんな時「わざわざビーフを注文したのに、起こしもせんと頼んだものも持ってっこなかった」と怒る人もあるんで、全日空のような対応になるのかも。
    自分にあった航空会社とあわない航空会社があるのでしょうね。
    余りいい加減な対応もいやですし、杓子定規な対応も、、、
    難しいですね。

    • Shepard より:

      param様

      コメントいただき、ありがとうございます。

      param様の昨晩の体験は、至って普通ではないのでしょうか。
      ANAのように朝5時から電気を付けて、全員を叩き起こして一斉に食事する必要はないと思います。
      夜便の場合は睡眠優先でサンドイッチとペットボトル程度で十分だと思います。

      機内食が食えないくらいでガタガタ騒ぎ出すクレーマーは、一蹴できないのものですかね。
      日本人フライトアテンダントを搭乗させなければ、この手の輩は英語も話せずに黙ってしまうのではと思っています。
      どうも私は日系エアラインと相性が悪いようです。

      じじいの愚痴みたいになってきましたので、この辺りで失礼します。

  3. umisora より:

    Shepardさん、こんにちは。
    ブログを拝見させていただきました。
    ベトナム航空の運航便に搭乗されたのですよね?
    でしたらコードシェアでANA便名が入っていても、ベトナム航空の基準でサービスがされていると思うのですが・・・。
    ベトナム航空の運航便のサービスに問題があるのでしたら、ベトナム航空の問題ですよ。
    ANAの問題ではありません。世界中でコードシェアが行われている中で、
    いちいちコードシェアをしている航空会社のサービス基準なんて取り入れられませんから。ご存じかもしれませんが、1つの便に4便も5便も便名がついているものもありますものね。
    ちなみに私は日本行でしたら、日本の時間に合わせてサービスを受けたいので、
    出発後はザーッと一気にドリンクを配って電気を消していただきたいのは同感です。
    でも到着前に朝食をしっかりといただきたい派です。
    到着後は日本の時間に合わせて行動をする事になるので・・・。
    サービスを受ける側は感じ方が様々なので、難しいところですね。

    • Shepard より:

      umisora

      コメントいただきありがとうございます。

      もちろんコードシェア便で、ベトナム航空の運行であることは理解しております。
      しかし、ANAと共同運行になったがために、両社の契約でこのようなサービスになったと推測しています。
      サービスの感じ方は人それぞれだと思うのです、私の場合は海外エアラインのほうが気軽に乗れるみたいです。