実録:自力で取るリタイアメントビザ パタヤ最終回

最終回はイミグレオフィスでリタイアメントビザ申請が受理された時の状況です。イミグレオフィスにはアパートの管理人に同行してもらい、リタイアメントビザの申請を完了しました。

2019年4月25日追記
TM30(外国人の滞在届)に関する事項を補足

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イミグレオフィスにて

申請当日の準備

申請日の朝、銀行で残高証明書を発行してもらい、その後に写真屋で預金通帳とパスポートのコピーをしました。アパートの賃貸契約書を作り直した以外は、前回失敗した時の書類をそのまま使用しました。

詳細の申請書類については2回目の記事を参考にしてください。

イミグレーションオフィス 1回目 出直し

申請書類一式を持って、イミグレオフィスにアパートの管理人と一緒に行きました。受付カウンターで申請書をもらい、申請書記入後に受付カウンターで整理番号をもらいました。

リタイアメントビザの申請は左奥の7番の部屋に直接入っていけば、整理番号とは関係なく申請できます。既に顔見知りの係員にアパートの管理人を連れていたことを伝え、書類に審査をしてもらいます。

審査のポイントですが、銀行関連の書類は預金の60日間経過や残高証明書の名前、口座番号、金額が通帳と合っているかなどしっかり確認されまました。私は通帳の記帳日が古かったため、銀行で現金を引き出して通帳記入してくるように指摘を受けました。この結果、残高証明書と預金通帳の金額が一致しなくなりましたが、問題ありませんでした。

外貨の送金証明書と外貨の持ち込み証明書も提出しましたが、不要とのことで返却されました。外貨の証明書に関しては、規定に明記してあるため、準備しておくのが懸命だと思います。

問題のアパート関連の書類ですが、私では理解不能なのでイミグレの係員とアパートの管理人で直接話し合ってもらいました。両者でなにやら話し込んでいたのですが、アパートの管理人が要求事項を理解できたようで、一旦準備のためにアパートに戻ることにしました。経緯はよくわかりませんが、結論として外国人の滞在届(?)が必要のようです。前回失敗したときはこのような書類の要求はされませんでしたが、今回は必要になりました。

イミグレーションオフィス 2回目 OK

イミグレオフィスで指摘されたことに対応するため、アパートの管理人と共に一旦アパートに戻りました。私は近く銀行で通帳記載を行い、通帳残高のコピーを取り直しました。その間に管理人は外国人の滞在届のためのファイルを用意して準備ができると、再びイミグレオフィスに向かいました。

イミグレオフィスに再び到着すると、私のパスポートの3点セットのコピーを取り、外国人の滞在届を申請しました。すべて管理人任せで外国人の滞在届を入手すると、再び7番の部屋に行きました。

7番の部屋では1回目に不備を指摘された、預金通帳の更新と外国人の滞在届を提出すると、あまり確認もせずにあっさりとOKの返事をもらいました。

2019年4月25日追記
足りなかった書類はTM30(外国人の滞在届)と呼ばれる書類です。

申請書受理の手続き

係員から書類に問題ないことを伝えられると、3種類の書類に名前とサインを記入するように求められました。

書類のサインが終わると準備した書類一式と先ほど記入した3種類の書類をコピーしてくるように言われました。入り口のコピーサービスで合計18枚のコピー取り、再び7番の部屋に戻り、申請用紙の原本とコピー一式と写真1枚を提出しました。その後は申請料2,000バーツを払い、受領書ができるまで部屋の外で待つように言われました。

受領書ができるとスマートフォンで私の写真を撮られパスポート、受領書、領収書が返却されました。リタイアメントビザはこの日に発給されないようで、滞在期限の最終日に改めてイミグレオフィスに受け取りに行く必要があるようです。

総括

パタヤに移住して手探り状態でリタイアメントビザの取得に挑戦しましたが、なんとかビザ取得の目処が立ちました。まだ正式にリタイアメントビザを入手していないので一抹の不安もありますが、ネットの情報のみを頼りに、不自由な英語を操りながら、なんとかここまで来ました。

今回一番困ったのはイミグレーションオフィスの要求事項(住居関連の書類)が明確でなく、途中で言うことがコロコロ替わることでした。必要な要件さえ明確にしてくれれば対応できるのですが、今回のケースではアパートの管理の力を借りなければ不可能だったと思います。

これまでさんざん苦労しましたが、なんとかリタイアメントビザの取得ができそうで、これでようやくパタヤの住人になれそうです。

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ビザ・行政手続
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シェパードの東南アジア放牧記 from パタヤ

コメント

  1. スナフキン より:

    お疲れ様でした。通常の手続きに於いても、これ以上必要な事項は無いので、ビザは無事発給されることと思います。

    問題となった住居確認についてですが、記載の内どれか1つで可になっており、実際現状パタヤのイミグレでもそれで住居証明出しています。それをわざわざ4つ全部用意しろと言うのは、完全に職員の嫌がらせですね。(特に今回の件は、大家がファランなら不可解な要求として確実に揉めますな。)

    ご記述の通り、泣く娘と役人相手には道理で争っても勝ち目はなく、黙って従うしかないのでしょうが、シェパードさんが謎のVIP手続き(?)など、理不尽な要求については拒否された姿勢に敬服します。

    まあ本来ならそんなに難しい手続きではないのですが、所々あるのを含めてのタイランドですかね。

    ではまた。良い週末を!

    • Shepard より:

      スナフキン様
      毎度コメントをいただきありがとうございます。
      皆様の応援もあり、なんとかリタイアメントビザの申請を完了しました。
      今回は日程管理の私のミスと住居確認の不可解な要求をされ、右往左往してしまいました。
      住居確認の書類は最後まで要求事項が不明瞭で、アパートの管理人の力を借りなければ不可能だったと思います。
      反省ですが住居確認の書類に問題あると分かって時点で、もう少し早くアパートの管理人を担ぎ出せばよかったと思っています。
      確かに外国人オーナーで代理人がいない場合には途方に暮れると思いますので、アパートを選びのポイントになるかもしれません。
      ともあれ海外ではいろいろなことが起きますので、このくらいで挫けていたら生活していけません。
      今後共によろしくお願いします。