入門編 今話題のVALUて何だ? その3 VALUと株は同じなの

入門編 今話題のVALUて何だ? その3 VALUと株とは同じなの

【注意事項】

当記事はVALUの取引きを勧める記事ではありませんし、VALUによるいかなる損失についても当方は責任を負いません。

また、建前論かもしれませんが、VALUは頑張っている人を応援する仕組みで、投資とか投機対象ではありませんのでご留意ください。

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まとめ

VALUと株は似て異なるもので、全く違います。取引のやり方に共通性がありますが、それぞれの証券の持つ権利が決定的に違います。違いはVAの価格に重要なことですので、VALUと株の権利の違いをしっかりに理解しましょう。

結論ですが、優待のないVALUは持っていても価値を産まず、VALUの持つ権利(価値)はゼロです。善意の寄付行為か根拠のない将来の値上り期待しか、優待にないVAを購入する理由は見つかりません。

VALUと株の決定的な違い

VALUのキャッチコピーには「だれでも、株式会社のように、あなたの価値をトレード。」と書かれています。キャッチコピーの「ように」といることは、株とは明確に違うということです。紛らわしい表現ですが、投資の世界では無知は常に敗者となりますので、このように行間を読む努力が必要です。

株には経営支配権というものがあります。会社は誰のものかというと、明確に株主のもので、従業員、社長、役員、消費者、債権者、社会のものではありません。感情論はあるかもしれませんが、法的に会社はすべて株主のもので、株主は大きな権利を持っています。

具体的には会社の資産(現金、有価証券、土地、建物、設備など)はすべて株主のものですし、会社が稼ぐ利益もすべて株主のものです。また、会社が儲かり会社が大きくなれば、株の持つ権利(価値)が増加し、株価が上昇します。株主は株の保有比率によって、会社に与える権利の大きさが決まります。

会社は株主のものなので、株主は投資に対する見返りを会社から受けるために、会社の経営者に対して意見具申することができます。また、会社の経営者は株主の要望に最大限応える必要があり、株主総会で自らが行った経営内容を株主に説明する義務があります。株主は会社を支配していますので、株主の意に沿わない役員を交代することもできます。

つまり、株には会社の利益などを受け取る権利があり価値があり、価値があるものには値段がつきます。

一方、VALUですが株の経営支配権に相当するものはありません。仮に私が堀江貴文さんのVAを50%以上買い占めても、私は彼の行動を操れませんし、普段の行動について意見具申する権利さえありません。もちろん、彼の財産や稼ぎの一部を分けてもらう権利もありません。

VALUの持つ権利は優待と言われるものだけです。但し、優待は任意の付加サービスで、現金やプリペイドカードなどの換金性のあるものを配ることは認められておりますません。

優待のないVAをどれだけ持っていても、VALUの発行者からは1円も貰えません。また、VALUの発行者に物申す権利さえありません。つまり、VALUは株と違って受益する権利がなく、優待以外は無価値なものです。

株価とVAの価格について

さきほど説明したように、株には明確な権利があり、株の持つ価値は会社の財務諸表(会社の資産や将来利益)などから計算することができます。PERやPBRなどと言われる指標で、株価が高い安いを判断することができます。

一方でVALUの権利はどれだけVAを保有しても優待しか受け取ることができません。優待のVALUない価値はゼロで、ゼロということは価値が100倍になっても10,000倍になっても永遠にゼロのままです。

現在、時価総額2位の広瀬隆雄さんは優待を実施しておりませんが、1VAが9万7千で取引されています。広瀬隆雄さんのVAをどれだけ保有しても、彼から得られるもの、彼への影響力はゼロです。優待のない広瀬隆雄さんのVAを購入する理由は、彼への善意の寄付行為か、将来のVAの値上がり期待しかありません。現在の日本に10万円を簡単に寄付する人がたくさんいるとも思えず、殆どの購入者は彼のVAが将来値上がりするという、根拠のない期待だけで買っているのだと思います。一般的にはこのような行為を、VALUで禁止されている投機といいます。

VAの値上がりを除けば、VAを所有して得られるものは優待だけです。優待で得られる価値に見合う値段が、本来のVAの値段です。

クラウドファウンディングとの違いについて

VALUとクラウドファウンディングとの違いも説明しておきます。

クラウドファンディングは目的があるが実行する資金がないグループ、個人が、インターネットを通して寄付によりお金を集めるしくみです。クラウドファウンディングはVALUの優待と同じように、○○○○円以上の募集に対して、お礼をするしくみもあります。

重要なのはクラウドファウンディングは目的が第1で、明確な目的達成のために資金を集めます。また、基本的に善意の寄付行為であり、出資者は募金の見返りを求めるものではありません。クラウドファウンディングで得たお金は目的達成のために使うことが条件でです。目的以外にお金を使うことは詐欺行為にあたります。また、規定や罰則などはありませんが、資金の募集者はクラウドファウンディングで得たお金で、どのような活動をしたかをわかるようにするのが一般的だと思います。

まとめるとクラウドファウンディングは目的ありきで、集まった資金はかならず目的達成のために使われる仕組みです。

一方、VALUに目的志向はなく、人の活動に対して資金を集める仕組みです。目的ありきでなく漠然とした人への出資ですので、VALU発行者は集めたお金を自由に使うことができます。また、VALU発行者は出資者に対して、集めたお金を何に使い、どんな成果を得られたかを報告する義務もありません。仮にVALU発行者が、集めたお金でキャバクラで豪遊してもカジノで散財しても、法的にはなんら問題はありません。

分かりやすく堀江貴文さんの例で説明しますが、「彼は本当にVALUでお金を集める必要があるのか?」と疑問は湧きませんか。彼は既に富と名声を手にしており、彼にお金がないがために実現できないことなどないのかと思います。(堀江さんだけでなくVALUのトップランカーは既にお金持ちです)堀江貴文さんより、遥かに貧乏な私が、現在24万7千円するVAを購入して彼に資金援助する理由はありません。また、堀江貴文さんはマルチに活動されている方で、何が本業なのかもわからず、資金の使用用途も不明です。例えば堀江貴文さんがやっているロケット打ち上げプロジェクトのクラウドファウンディングでしたが、意義のある活動として賛同できますが、堀江貴文さん個人のVALUを買って彼に資金援助する理由はありません。

本日はVAの持つ権利と取引されている価格について警笛を鳴らしてみました。現在のようにVAが上昇しているうちは、誰も損する人がいないので、全員がハッピーになれます。しかし、価値も権利も持たないVALUの価格が、永遠に上昇するわけはありません。現在はまだ勢いがあり、トップランカーのVAが100万円、200万円と上がっていくかもしれません。しかし、いつか冷静にVALU本来の価値を考えると、何かおかしいと気付く時が来ると思います。何回も言いますが、優待のないVALUの価値は永遠にゼロで、根拠のない上昇期待だけでVALUは値上りしています。流石に1VAが100万とかになったら、誰かが何かおかしいと感じるようにはなる思いますが、トップランカーのTwitterの買い煽りがすざましく、マネーゲームは暫く続きそうです。しかし、いつかはバブルが弾け、誰かがババを掴み大損をします。そして、損をするのは、既にお金持ちの出資者ではなく、お金も金融リテラシーもない庶民です。

次回はVAの価格と時価総額のからくりに言及しながら、更に現在の価格の危険性について解説していこうと思います。

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