本日はカジノでのブラックジャックの遊び方を紹介します。私は既にカジノ通いをやめており、過去の記憶を頼りにしての紹介になりますので多少の思い違いはご容赦ください。また、絵図の作成が不得意のため、文字での説明になることはご容赦ください。
カジノでのブラックジャックの遊び方 ルール編1
ブラックジャックのルールはカジノによって細部が微妙に違うことがありますが、当記事で概ねカバーできていると思います。本日はブラックジャックの遊び方(ルール)の紹介になりますが、機会がありましたらストラテジー(戦術)についても紹介していきたいと思います。
リンクはこちらから:入門:カジノ(マカオ・シンガポール)の遊び方について
ブラックジャックとは
ブラックジャックは子供の頃に誰もが遊んだトランプのゲームです。カジノのブラックジャックには特殊なルールがありますが、手札を21に近づいた方が勝ちになります。
ブラックジャックはカジノゲームの中では、正しい手順でプレイを行えば最も負けが少ないゲームと言われています。(統計的に負けが少ないだけで勝つことはできません)また、カジノのテーブルゲームはルールさえ理解していれば、言葉は不要で簡単なハンドジェスチャーのみで遊ぶことができます。
ブラックジャックの基本ルール
カジノのブラックジャックのルールですが、ベースは子供の頃に遊んだブラックジャックと同じです。基本的なルールを簡単に紹介しますが、ここまでは誰でも知っているブラックジャックだと思います。
数字の数え方
数の数え方は以下のようになります。Aは1か11の好きな数字が選べ、絵札はすべて10として数えます。
A(エース) | 1か11のどちらか |
10、J、Q、K(10と絵札) | すべて10 |
2から9(数札) | 数値と同じ |
カードは2枚以上の組合せで、プレーヤーは好きなだけカードを引くことができます。但し、手持ちのカードの合計が22以上になったら、その時点でゲームエンドです。勝敗はカードの数字の合計で決まり、21が一番強く、以下20、19、18と続きます。プレイヤーが勝てば掛け金と同額のチップをもらえ、負ければ全額没収されます。同じ数字の場合はドロー(引き分け)で、掛け金はそのまま払い戻されます。
ブラックジャック
Aと10、J、Q、Kの2枚のカードの組合せでできた21はブラックジャックと呼ばれ、特別な意味を持ちます。ブラックジャックは、6+7+8などの組合せの21よりも強く、プレーヤーが勝った場合には掛け金の1.5倍をもらうことができます。プレイヤーとディーラーともにブラックジャックの場合は引き分けです。スペードのAとJの組合せのみがブラックジャックと思われている方もいるかもしれませんが、カジノではAと10、J、Q、Kの組合せは、すべてブラックジャックです。
カジノでブラックジャックを出した後の流れは以下のようになります。プレイヤーがブラックジャックを出し、ディーラーの手札が2から9の場合はその時点で勝利が確定し、その場でチップの払い戻しが行われます。親の手札がA、10、J、Q、Kの場合はディーラーのアクションが終わった後で払い戻しがあります。
プレイヤーがブラックジャックを出し、ディーラーの手札がAの場合は、選択によりその場で通常(1倍)のチップを受け取ることもできます。親が10,J,Q,Kを引けば引き分けになるため、9/13の確率で1.5倍のチップの受け取りを目指すか、通常のオッズで勝利を確定するかの選択になります。統計的にはオファーを断って、9/13の確率に賭けたほうが勝率は良くなります。
ブラックジャックのカジノのルール
カジノのブラックジャックは特有のルールがあります。いずれも、重要なことですのでしっかり理解するようにしましょう。
オープンカード
カジノのブラックジャックはすべてオープンカードでゲームを行います。カードは表向きに並べられ、ディーラー、プレイヤーのカードはすべて公開されます。プレイヤーはいかなる場合でも、カードに触れることは許されておりませんので注意しましょう。
参考ですが、ゲームには複数のトランプを合わせて(例えば6セット×52枚)使い、オートシャッフラーでカードをシャッフルします。テーブルに同じマークの同じ数値のカードが現れても、八百長ではありません。近年ではカウンティング防止のために、複数のカードを使用しているようです。カウンティングとはテーブルに出たカードを覚えておくことによって、勝率をあげるテクニックです。また、カードは機械によってシャッフルを行っていますので、ディーラーによるカード操作は不可能です。
ディーラー(親)対プレイヤー(子)の戦い
カジノでは常にディーラー(親)とプレイヤー(子)の戦いになります。我々はプレイヤーとしてしか参加できませんので、対戦相手は常にカジノのディーラーです。1テーブルに1人のディーラーがおり、最大6名のプレイヤーが参加できます。
カードが配られた後に、プレイヤーがアクション(カードをめくる)を行い、その後にディーラーがアクションを行い、勝負が決まります。
ディーラーはルールに沿った行動しかできない
ディーラはルールで決められた場合にしか、自分のカードを引くことができません。つまり、ディーラにカードを引く引かないの裁量はなく、誰がやっても同じ結果(勝ち負け)になります。凄腕のディーラなどというのもはカジノに存在せず、ゲームを仕切るオペレーターといったところです。もちろん私がディーラーをやっても、結果は同じになります。
ディーラのルールは簡単で、17以上の数になるまでカードを引き続けることです。つまり、ディーラの出来上がりのカードの数は、17、18、19、20、21とバースト(22以上)しかありません。仮に私の手札が15で、ディーラーの手札が16になっていても、ディーラーは規則に沿ってカードを引く必要があります。
一般的なブラックジャックと最も大きな違いはこの部分ですので、しっかり理解しておきましょう。ブラックジャックのストラテジー(戦術)を習得する際には、16以下と17以上の違いが非常に重要になります。
プレイヤーのバーストはその時点でゲームエンド
22以上はバースト(ドボン?)といって、その時点でチップを没収されてゲームセットになります。プレイヤーの方が先にアクションを行いますので、プレイヤーとディーラーのバーストどうしの、ドロー(引き分け)はありません。
プレイヤーが著しく不利に感じるかもしれませんが、ディーラーは17以上になるまで必ずカードを引く、プレイヤーはブラックジャックで1.5倍の掛け金を得ることができる、後述するサレンダー、スプリット、ダブルダウンの権利によって勝敗の均衡化が図られています。
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